ウインターカップ大会2日目・12/24男女24試合結果「東山は中部大第一との接戦に勝利」

女子ベスト16が決定
12月24日、いよいよ「SoftBank ウインターカップ2025 令和7年度 第78回全国高等学校選手権大会」大会2日目、東京体育館で女子2回戦16試合、男子1回戦8試合が行われた。

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女子ではベスト16が決定。シード勢が無事に勝ち上がる中、インターハイベスト4の岐阜女(岐阜)が札幌山の手(北海道②)に惜敗。初戦で姿を消すことになった。
また倉敷翠松(岡山①)と東海大付諏訪(長野)の一戦は最後まで勝敗がわからない激戦となった。倉敷翠松の1点リードで迎えた1分強、東海大付諏訪#32湯澤翠は左ウイングでパスをレシーブすると、一瞬の速さを見せてレイアップを成功。逆転に成功すると、その直後にターンオーバーを誘発したが、ここで5秒バイオレーション。ポゼッションが渡ってきた倉敷翠松はタイムアウト後、#14池田梨愛の3Pシュートを選択するがリングに弾かれてしまう。しかし、オフェンスリバウンドを拾うとボールを託された#4高田麗がドライブしフローター。ポンポンとリングで2度バウンドしたボールは残り23秒、見事吸い込まれて73-72と再逆転した。東海大付諏訪のラストオフェンスはエース#17根岸さくらに託されたものの、左ウイングから放ったミドルジャンパーはリングに弾かれて万事休す。73-72で倉敷翠松がベスト16となった。
第5、6試合では残る男子1回戦8試合を消化。
1回戦屈指の好カードとして注目された東山(京都①)対中部大第一(愛知)は、前評判に違わぬ接戦に。1点リードで迎えた3Q、中部大第一に逆転を許した東山だったが、勝負の4Q、#8中村颯斗の連続3Pシュートで再びリードを掴み86-68で勝利し、2回戦進出を決めた。
<大会2日目 12月24日(水) 試合結果>
【東京体育館】Aコート:カップヌードルコート、Bコート:アタックコート、Cコート:nubiaコート、Dコート:ZAMSTコート■第1試合/9:00〜[女子2回戦]
[A]一関学院(岩手) 72-69 奈良文化(奈良)
[B]札幌山の手(北海道②) 83-74 岐阜女(岐阜)
[C]精華女(福岡①) 88-79 四日市メリノール学院(三重)
[D]鳥取城北(鳥取) 88-61 龍谷富山(富山)
■第2試合/10:40〜[女子2回戦]
[A]桜花学園(愛知①) 96-56 柴田学園大附柴田学園(青森)
[B]福井工大附福井(福井) 99-73 京都両洋(京都②)
[C]大阪薫英女学院(大阪) 88-64 湯沢翔北(秋田)
[D]日本航空北海道(北海道①) 94-80 千葉経済大附(千葉②)
■第3試合/12:20〜[女子2回戦]
[A]八雲学園(東京①) 61-51 石川(沖縄)
[B]福島東稜(福島①) 57-51 埼玉栄(埼玉)
[C]星城(愛知②) 87-63 帝京安積(福島②)
[D]京都精華学園(京都①) 65-45 日本航空石川(石川①)
■第4試合/14:00〜[女子2回戦]
[A]新潟産大附(新潟) 69-54 矢板中央(栃木)
[B]東海大付福岡(福岡②) 67-41 昭和学院(千葉①)
[C]倉敷翠松(岡山①) 73-72 東海大付諏訪(長野)
[D]名古屋経済大高蔵(愛知③) 63-52 明豊(大分)
■第5試合/15:40〜[男子1回戦]
[A]瓊浦(長崎) 108-71 秋田工(秋田)
[B]桐生第一(群馬) 96-63 れいめい(鹿児島)
[C]東山(京都①) 86-68 中部大第一(愛知)
[D]駒澤大附苫小牧(北海道①) 94-53 米子松蔭(鳥取②)
■第6試合/17:20〜[男子1回戦]
[A]広島皆実(広島) 69-56 高岡第一(富山)
[B]興南(沖縄) 104-60 海部(徳島)
[C]明徳義塾(高知) 83-64 延岡学園(宮崎)
[D]佐賀北(佐賀) 84-51 奈良育英(奈良)

文/広瀬俊夫(月刊バスケットボールWEB)







