引退を控えた宮崎早織選手と
推しの野口さくら選手を
見るため柏市中央体育館へ

こんにちは、Rain Treeの新野楓果です。
12月14日に行われたWリーグ・ ENEOS サンフラワーズ×アイシン ウィングスの試合を見に行ったので、そのレポートを書きたいと思います。

試合会場は「柏市中央体育館」。最寄駅の柏駅から徒歩20分ほどで、柏駅東口からはバスも出ています。今回は車で向かいましたが、体育館付近には200台以上停められる無料駐車場がありました。試合開始の1時間半前に到着した時点では余裕を持って駐車できましたが、試合開始直前だと満車になる可能性もあるので注意が必要です！ 近くにコインパーキングもあったので、満車の場合はそちらを利用することになるかと思います。

飲食店は会場内にはなく、会場外にキッチンカーが並んでいて、おでんやポテト、クレープなど、試合前にさっと食べられるフードが揃っていました！ 会場内に入ると、ENEOSの選手一人一人の旗が出迎えてくれます。選手のサインも入っていて、写真を撮る手が止まりませんでした！ 私は宮崎早織選手と三田七南選手の旗と一緒に写真を撮り試合開始前からテンションマックス！ 皆さんもぜひ推し選手と撮ってみてくださいね！ 客席は2階席が多い構造で、会場自体が大きすぎないため、2階からでもコート全体が見やすい印象でした。






グッズショップにも立ち寄りました。2階の一角にあり、ENEOSのグッズが販売されていました。今シーズンでの引退を発表している宮崎選手のラストシーズン応援グッズとしてフェイスタオルが販売されており、「THANK YOU SAORI MIYAZAKI」の文字とともに、写真・名前・サインがプリントされています。このタオルを掲げて応援するブースターの姿も多く、少し寂しさを感じつつ、最後まで全力でプレーしてほしいという気持ちが強くなりました！ そのほかにも、ENEOSカラーの黄色と緑を基調とした巾着やボールペン、キーホルダーといった日常使いしやすいアイテムに加え、選手のアクリルスタンドや名前入りTシャツ、缶バッジなどの推しグッズも充実していました。黄色がとても目立つカラーなので、会場内でも一体感を感じやすいなと思いました！



この連載でWリーグを観戦するのは今回が初めて！　今シーズンで引退されるENEOSの宮崎早織選手のプレーが見たい、そして高校生の頃からの推し選手であるアイシンの野口さくら選手に会いたい、という理由からこの試合を選びました。残念ながら宮崎選手はコンディション調整のため試合出場はありませんでしたが、直接お顔を見ることができ、ベンチから聞こえてくるあの明るい声にとても元気をもらいました。タイムアウト中にはスクリーンに映し出される場面も多く、宮崎選手らしい明るさと熱さでチームを支えるキャプテンとしての姿を見ることができ、とても嬉しかったです！


宮崎選手、ベンチから聞こえてくるあの明るい声にとても元気をもらいました

野口選手はもう本当に「推し」です!! スラッとした高身長にピンク髪がとても似合っていて、時折見せる笑顔も可愛くてこちらも笑顔になりました。「私推し活してるな〜」と感じながら観戦していました。笑　ほぼフル出場でチームを支えるフォワードとして活躍されていて、ペイントアタックの強さ、リバウンドに飛び込む姿勢、そして勝負どころでのシュートを決める姿。どれも本当にかっこよかったです！


「推し」の野口選手

同い年で同郷の星杏璃選手
攻守で流れをつくっていた岡本彩也花選手
存在感抜群のナヤ・ベッカー選手

試合は85‐56でアイシンが勝利しました。アイシンが前半から勢いに乗っていた一方、ENEOSは得点がなかなか続かない時間帯が多く、その差が徐々に点差として表れた印象です。4Q残り6分18秒の時点でENEOSのファウルが4つとなり、その後与えたフリースローをアイシンが高確率で決め切ったことも、点差が広がったポイントだったと思います。

注目した選手は、ENEOSの星杏璃選手、そしてアイシンの岡本彩也花選手とナヤ・ベッカー選手です。

星選手は私と同じ歳で、さらに茨城県出身という共通点もあり、日本代表としても活躍されていたので元々注目していました！ この日は30分以上の出場で13得点、4アシスト。3Pをはじめ、シューターのイメージがありますが、この日は3Pが1/5とリズムに乗れていない様子でした。それでもスティールからの速攻やフェイクからのドライブインなど、シュート以外でも存在感を発揮していました！


同い年で同郷出身という共通点もある星選手

岡本選手は、さすが経験豊富な選手だなと感じました。スピードとフィジカルの強さが際立っていて、オフェンスでは体の使い方がとても上手く、どの角度からでも落ち着いてシュートを放っていました。ステップも独特で、岡本選手ならではのリズムがあるように感じました。またディフェンスでは、低い姿勢でしつこくついていき、ファイトオーバーするのも上手かったです。攻守ともに流れを作る選手で、もし自分がコートに立っていたら「絶対にマッチアップしたくない」と思ってしまう選手の一人です。


岡本選手は、さすが経験豊富な選手だなと感じました

ベッカー選手は12月5日に新加入した選手で、今回初めてプレーを拝見しました。この日の得点の入りはベッカー選手でしたし、スティールやブロックショットで守備でも存在感を発揮していました。ゴール下だけでなく、フェイクからのドライブイン、さらには3Pまで決め切っていて、今後の活躍がとても楽しみな選手だと感じました。


今後の活躍が楽しみなベッカー選手

個人的には久々のWリーグ観戦でしたが、会場でしか味わえない迫力と熱量をしっかりと感じることができました。また、推し選手のプレーを現地で見ることができ、とても満足度の高い観戦となりました。直接見たことで、改めて応援したいという気持ちが強くなりました！ 今後も各チーム、そして選手の皆さんがどんな戦いを見せてくれるのか、推し活を楽しみながら引き続き注目していきたいです。

Profile
新野楓果（にいの・ふうか）
2025年1月29日にキングレコードよりメジャーデビューした、秋元康総合プロデュースの17人組ガールズグループRain Treeのメンバー。身長167㎝、バスケ歴９年。ドリブルと3Pシュートが得意で茨城県の県南選抜に選出されたこともある。
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