月刊バスケットボール2月号

バスケットボールの誕生日を祝う「Basketball Birthday Classic 2025」が今年も盛況のうちに終了

18911221日に史上初めての試合が行われたバスケットボールは今年で134歳。その“誕生日”を祝うイベント、「Basketball Birthday Classic 2025」が、一足早く127日に国本学園(世田谷区喜多見)で開催された。当日はこのイベントを2011年に立ち上げた元月刊バスケットボール編集長の島本和彦氏が音頭をとる中、一般参加者に同学園バスケットボール部の選手たちも参加してリレーゲームを行ったほか、元日本バスケットボール協会理事でバレーボールやバスケットボール研究の実績が豊富な体育学者の水谷豊氏による「BASKETBALL DAY」と題した講演も行われた。




水谷氏の講座では、134年前にマサチューセッツ州スプリングフィールドのYMCAで行われた史上初のバスケットボールの試合を振り返る貴重な資料を公開。バスケットボールという競技を生み出したジェームズ・ネイスミス博士の人となりや、その日現場で試合の様子をスケッチに残した日本人、石川源三郎の生涯など、非常に興味深い話題に参加者たちが食い入るように聞き入っていた。

アカデミックな講演あり、エンドレスに点数を積み上げていくリレーゲームの熱戦あり、そして終了後にはお楽しみのプレゼント抽選会も。明るい歓声が沸き起こる中でプレーを楽しみ、参加者たちはバスケットボールの誕生日を盛大に祝っていた。

文/柴田健

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