月刊バスケットボール12月号

大学

2025.12.12

インカレ女子4強が決定!早稲田は男女でベスト4進出[大学バスケ]

東京医療、白鷗、筑波、早稲田が勝ち上がり


11月29日に開幕したインカレバスケ(第77回全日本大学バスケットボール選手権大会)は、12月12日で女子準々決勝までを終了。東京医療保健大(関東1位)、早稲田大(関東7位)、筑波大(関東3位)、白鷗大(関東2位)と関東勢4校がベスト4に勝ち上がった。

スプリングトーナメント、関東新人、オータムリーグを制している優勝最有力候補、東京医療保健大は準々決勝で愛知学泉大(東海1位)と対戦。9点リードで迎えた2Q、31-13として一気に突き放すとリードを保って97-69で快勝。10年連続11度目の4強入りを果たした。17本のターンオーバーとミスも出た試合だったが、エースの#91大脇晴が24得点、#0ロー・ジョバが21得点とインサイドで着実に得点した。一方、愛知学泉大はリーグ戦でMVP受賞の#12杉吉優花が34得点と奮闘したものの、タイムシェアして強度を保ち全員得点を挙げた東京医療保健大には届かなかった。

その対戦相手となるのは早稲田大。2年連続3位の拓殖大に75-74で競り勝ち、4年ぶり8度目のベスト4進出となった。#1菊地実蘭がチームトップの23得点に加えて11リバウンドとダブルダブルをマークしたほか、#35衣川璃来が18得点と3年生2人が引っ張った。

ディフェンディング・チャンピオンの白鷗大は日体大に70-57で勝利し、12年連続12度目のベスト4進出。先発ガード、#5池田凜はチームトップの14得点をマークし、#9佐坂光咲、#41アダム アフォディヤが共に11得点を挙げて勝利に導いた。
また筑波大は19-32というスタートになったものの、2Q以降で立て直して87-71で立教大を破り、3年ぶり32度目の準決勝進出となった。大会前、「最後は笑顔で終われるように頑張ります」と意気込みを見せていたエース#14朝比奈あずさが19得点をマークしたほか、#24上野心音、#11川井田風寧が15得点、#15岡﨑真依が12得点をマークしている。



<12月12日(金)試合結果>
[女子準々決勝]
東京医療保健大 97-69 愛知学泉大
早稲田大 75-74 拓殖大
筑波大 87-71 立教大
白鷗大 70-57 日体大

<12月13日(土)試合予定>
会場:大田区総合体育館
[女子準決勝]
11:00〜 東京医療保健大×早稲田大
13:00〜 白鷗大×筑波大
[男子準決勝]
15:00〜 早稲田大×日本経済大
17:00〜 白鷗大×東海大

<12月14日(日)試合予定>
10:00〜 女子3位決定戦
12:30〜 女子決勝
15:00〜 男子3位決定戦
17:30〜 男子決勝





文/広瀬俊夫(月刊バスケットボールWEB)

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