Bリーグ開幕へ!26選手の意気込みを紹介[りそなグループ B.LEAGUE 2025-26 SEASON TIPOFF カンファレンス]
選手たちが開幕戦への意気込みを語る
9月22日、東京都内で「りそなグループ B.LEAGUE 2025-26 SEASON TIPOFF カンファレンス」が開催され、B1所属の26チームの選手が登壇。新シーズンへの思いを語った。
カンファレンスの冒頭、島田慎二チェアマン、MC役となった佐々木クリスさん、副島淳さんが登壇してスタート。「夢を、語れ」をテーマに実施される10シーズン目のオフィシャルテーマソングに、GRe4N BOYZの「OTAKEBI」が決定したこと、さらに、Bリーグカードの10周年アニバーサリー版の発売や20周年を迎えるプロ野球チームSoftBankホークスとのコラボラインナップも発表された。
その後、開幕戦のカード毎に各クラブを代表するプレーヤーが登場。事前に答えていた「今シーズンの意気込み」を発表し、MCと共にトークを繰り広げた。以下は開幕戦カードごとに行われたやり取りである。
<10月3日(金) 宇都宮@A東京>
■テーブス海(A東京)
<今シーズの意気込み>「優勝」
——チームの雰囲気はどうですか?
「めちゃくちゃいいです。新しい選手も数人入ってきて、みんなモチベーションも高く頑張っています」
——速い展開のバスケも見どころとのことですね
「そうですね、今まで結構ディフェンスメインのチームで、なかなか点数取れない時もありましたが、今はもう結構走って、そういうところもチャレンジしてるところです」

■比江島慎(宇都宮)
「メンバーがほとんど変わらないので、これまでのブレックスメンタリティを引き続き大切にしつつ、3Pシュートを主体とした得点力、チームワークを見ていただきたいです」※「FIBA インターコンチネンタルカップ 2025」のため不在、メッセージを佐々木さんが代読
<10月4日(土)18:05〜 横浜BC@琉球>
■脇真大(琉球)
<今シーズンの意気込み>「昨シーズンの結果を超えられるように、一つひとつのプレーや与えられた役割を徹底したいです」
——昨シーズンの結果を超えるということは優勝ですね。
「そうですね。本当に大事な場面でターンオーバーしたりとか、そういった面が去年は目立ってしまったので、そこを減らして、一つ一つのプレーの遂行力を上げていけたらいいなという風に思っています」
——「新しい選手も入り、昨季同様の結束力を感じています」とのことですが、やはりオフシーズン、合宿、練習の中で結束力は上がっていますか?
「はい、上がっています」
——チームの輪を作る為にやることはありますか?
「それこそチームみんなで食事に行ったりしているので、そういうところで上がっているのかなと思います」

■前野幹太(横浜BC)
<今シーズンの意気込み>「ルーキーらしく泥臭いプレーもしっかりとやりチームに貢献する。特に、ディフェンス、リバウンド、走ること」
——ルーキーシーズンでしっかり貢献したいとのことですが、自分の役割をどのように感じていますか?
「ディフェンスとリバウンド、そして走ることを、コーチから求められているので、ルーキーとしてチームにエナジーを与えられるように頑張っていきたいなと思います」
——脇選手とはジョーンズカップでも一緒に戦いましたね。どんな印象ですか
「プレーではファウルをもらうのがすごくうまい印象です。シュートはどうしても波があると思うんですけど、コンスタントにフリースローで点を取れるなというのと、オフコートではすごく顔が広いなと思っています。海外の選手やレフェリーの方とも喋っていたので、そういうところはすごい尊敬するところだなと思います」
——脇選手、褒められて恥ずかしいですね。逆に前野選手の印象をお願いします。
脇「恥ずかしいです(笑) (前野選手は)チームのために体張ったり、ジョーンズカップでも助けられました。そういうところを開幕戦はやられないように、したいと思います」

<10月4日(土)16:25〜 茨城@仙台>
■渡辺翔太(仙台)
<今シーズンの意気込み>「今年はキャプテンとして初めてのシーズン。どんな状況であれひとつの強い集団にしていけるよう言葉でも姿勢でも自分が示していきたい」
——具体的にキャプテンとして、もう何かチームのメンバーに言葉をかけましたか?
「そうですね。ヘッドコーチも変わって、選手も大幅に変わりました。海外から新しく来た選手もいるので、日本のシステムに適用することに苦戦している部分もあるので、色々サポートして行ければなって思っています」
——今季の注目選手に開幕戦の相手に移籍した昨季のチームメイト、ヤン・ジェミン選手を挙げましたね。
「アジア枠の選手として、昨シーズンは仙台にいましたが、泥臭いリバウンドといった部分で活躍していました。オフシーズンもSNSでワークアウトの様子を見ていて、めっちゃ頑張っていたので、かなりステップアップして次のシーズンに挑んでくると思います。彼を自由にさせないように頑張りたいと思います」

■久岡幸太郎(茨城)
<今シーズンの意気込み>「全試合出場!」
——この言葉に込めた思いは何でしょうか?
「チームとしてはなかなか勝ててないシーズンが続いていて、今シーズンは30勝っていう目標を掲げています。覚悟を持って戦っていくんですけど、個人としては怪我なく全試合出場してチームに貢献し続けるっていうのが目標としてあります」
——ご自身が全試合に出場して貢献すれば可能な目標ということですか?
「はい、そう思います」
——事前のアンケートで、ハイペースなバスケが見どころあります。
「そうですね。昨シーズンも序盤は、リーグの中でもペースの速いチームとして、試合することができていました。チームメイトの怪我などがあって、変わった部分あったんですけど、今シーズンはもう1回立ち返って、新しく入ってきた選手の力も借りて目指すそのハイペースなバスケを展開できればなと思っています」

<10月4日(土) 18:05〜 秋田@SR渋谷>
■ジョシュ・ホーキンソン(SR渋谷)
<今シーズンの意気込み>「このチームをできるかぎりリードして、プレーオフ進出、そして優勝すること」
——プレーオフ進出、その先には優勝に向かってチームの調子はどうですか?
「今シーズンはキャプテンとして、チームを引っ張っていくことをまず考えていて、その中でリーダーシップも発揮していきたいと思っています。自分は日本の言葉も分かるので、外国籍選手と日本人選手の架け橋になれるような役割も今シーズンは頑張っていきたいと思っています」
——チームの見どころについて、団結力と書いています。まとめる上で心がけていることはありますか?
「はい。チームの団結力というところでは、この前、オーストラリアに遠征に行きまして、オンコート、オフコートどちらでもいろいろな思い出を作りまして、そこでまた団結力も高まって、まあいいシーズンになっていくんじゃないかなと思っています」
——ダジャレとカラオケも期待しています。
「よろしくお願いします(笑)」

■菅原 暉(秋田)
<今シーズンの意気込み>「アグレッシブなディフェンスとオフェンス」
——攻守両面でアグレッシブさということですが、込めた思いは?
「昨シーズンは怪我をしてしまいました。それを経て、今シーズン移籍を決めて、オフェンスにしろディフェンスにしろ、もっとアグレッシブにやっていこうかなと思っています」
——チームの見どころについて「スピード感のあるバスケット」と答えています。
「今年は、テンポの速いバスケを目指しています。どのチームも、そういうバスケになってきていますが、新しく秋田でもチャレンジするので頑張っていきたいなと思います」

<10月4日(土)15:05〜 富山@京都>
■澁田怜音(京都)
<今シーズンの意気込み>「B1チャンピオンシップは出たことがないので、次のステップに行くためにも先頭に立ってプレーしていきたい」
——チャンピオンシップをまず目指すわけですね。
「昨シーズン、あと一歩のところでチャンピオンシップに出場できなかったので、個人としてもですけど、チームとして、今年は絶対に行くという共通認識ができています」
——澁田選手が先頭に立って引っ張っていくわけですね。
「はい。京都のブースターの方も核になる選手が移籍して心配している方が多いと思うんですけど、それを払拭できるように思います。チームで戦って払拭していきたいなと思っています」
——「前線からの激しいプレッシャーと全員が得点に絡めるのが今年の強みだと思います」が見どころと書いています。
「全員得点を狙えるシステムでバスケをするので、積極的に全員で狙っていきたいです。あとキャプテンの前田悟選手に、今年はぜひ注目してほしいなと思います」

■宇都直輝(富山)
<今シーズンの意気込み>「B1に復帰して戦えることを証明したい」
——証明するために必要なことは何でしょうか?
「自分たちとしては、ヘッドコーチを筆頭にファミリーになって、しっかり戦っていくことが重要かなと思ってます」
——京都には、元チームメイト、前田選手もいます。アンケートでも注目選手に挙げています。昨シーズンB2のセミファイナルに来てくれたそうですね。
「はい、来てくれました。試合前に福岡に見に行くので頑張ってくださいと連絡をもらいました。連絡取ることはよくあります」
——お二人に注目するファンも多いと思います。
「そうですね。昔一緒に戦った仲間との対戦で、楽しみな相手でも思うので、頑張っていきたいなと思っています」

<10月4日(土) 15:05〜 長崎@A千葉>
■大塚裕士(A千葉)
<今シーズンの意気込み>「しっかりと3Pシュートを決めきり試合の流れを変えていきたい」
——大塚選手の代名詞である3PシュートをB1の舞台でも炸裂させたいですよね。
「そうですね。個人的にもクラブとしても、新しいチャレンジになるので、去年と同様に正確なシュートを証明していきたいと思っています」
——「多くの若手選手を中心にエネルギッシュに戦います」とアンケートに書いていただきましたが、若いエネルギーをどのように感じていますか?
「今の若い選手のスキル、メンタル面の意識は、非常に高いなと感じています。まあB1で戦うにあたって、フィジカルやサイズのタフネスが必要になってくるので、そこを補ってくれるメンバーが加入して非常に頼もしいと思っています」

■狩俣昌也(長崎)
<今シーズンの意気込み>「掴み取る」
——意気込みに込めた思いを教えて下さい。
「去年はメンバーもすごく良かったんですけど、どうしても受け身になってしまった部分がありました。1つのポジションもそうですし、リバウンドだったり、ルーズボールだったり、それをしっかりどん欲に掴みに行きたいなということです。自分が最年長にもなったので、それを僕が練習から見せていければチームとしてもすごく良くなるんじゃないかなと思っています」
——開幕戦のカードは3年前の昇格争いをしたA千葉ですね。気持ちが高まるのではないでしょうか?
「そうですね。覚えているブースターの方もたくさんいると思います。アルティーリ千葉さん、すごくいい気持ちで来ると思うので、また負けないように受け身になっていけないと思うので、僕たちがそれ以上の気持ちで挑めれば。またアルティーリ千葉さんとのいいストーリーがまた作れるかなと思っています」

<10月4日(土) 14:05〜 滋賀@佐賀>
■角田太輝(佐賀)
<今シーズンの意気込み>「得点、アシストでチームを牽引する」
——意気込みにかけた思いをお聞かせください。
「今年はチームとして、昨シーズンよりも速いオフェンスでやっていくので、得点やアシスト、ペイントアタックというところで牽引できればなと思っています」
――チームの見どころとしては「攻守ともに運動量」と書いていますね。
「もうオフェンスは走って、ディフェンスは前からバチバチ行くぞという気持ちです」

■野本大智(滋賀)
<今シーズンの意気込み>「チームを勝たせられる選手になる」
——意気込みに込めた思いをお聞かせ下さい。
「昨シーズン、僕らはリーグ最下位という悔しい結果に終わりました。僕自身がチームを勝たせられる選手になりたいですし、最下位だった僕らがどれくらいこう上がっていけるか、ブースターさんを含め、応援してくださる方が本当に楽しみにしていることだと思うので、チームを勝たせられるような選手になりたいと思っています」
——チームの見どころはスピード感のあるバスケで見ていて面白いバスケと書いていただいています。
「トランジションが増えるかなという印象があります。昨シーズン、僕らディフェンスがあまり良くなかったので、まあそこが非常に大事だと思っていて、相手を止めること、リバウンドを取ってオフェンスが始まるので、オフェンスの始まりの部分をすごく意識して練習してきました。そういった部分がしっかりできれば、速いバスケにつながるとは思っています。新しく入ってきた外国籍選手もかなり走れる選手も多いので、まあそういった部分でおもしろいバスケになるのかなと思っています」

<10月4日(土)15:35〜 千葉J@FE名古屋>
■保岡龍斗(FE名古屋)
<今シーズンの意気込み>「フリースロー王になる」
——これは昨季の王者、篠山竜青選手に宣戦布告ということですね(笑)
「そうです(笑)。途中まで自分が1位だったんですけど、重圧に負けてしまって、しっかり決めきる篠山さんは本当にすごいなと思いながらも、今シーズンこそは自分がフリースロー王になると意気込んでいます」
——そしてチームの見どころは、「アグレッシブすぎるくらいアグレッシブ」としています。
「そうですね、自分たちも若いチームになって、コーチも相手より速くと全員にそれを言っていますので、4秒でハーフコートまで持ってきて、相手が来てなかったらシュートを打とうみたいな感じです。アグレッシブすぎるぐらいアグレッシブなので、そこを見ていただけたらいいなと思っています」

■渡邊雄太(千葉J)
<今シーズンの意気込み>「全試合出て全ての面でチームに貢献する」
——この意気込みの理由を教えてください。
「去年は怪我がすごく多くて、チームにすごく迷惑をかけてしまっていたので、しっかり60試合、レギュラーシーズン全部出て、全ての面でチームに貢献できたらなと思っています」
——どういった形でチーム、それからシーズンが進めば優勝にたどり着くと思いますか
「まず、去年は僕だけじゃなくて、こうチームとしての怪我っていうのはすごくあったので、みんなが健康を維持して、え、しっかり高いレベルのプレーをし続けたら、優勝に近づいていけるかなと思っています」

<10月4日(土)14:05〜 三遠@大阪>
■牧隼利(大阪)
<今シーズンの意気込み>「昨シーズンの悔しさや積み重ねてきたものを今シーズンに必ず活かしてステップアップしていく」
——これは牧選手のみならず、エヴェッサ全体での思いということですか?
「はい。新しく4選手も入ったんですけど、全体的にはあまりメンバーも変わっていませんし、今シーズンは地区も変わったり、チーム数も増えたりして、CSに出場するというのは本当に難しいものになっていると思うので、シーズン1試合1試合を大事に戦っていきたいなと思っています」
——対戦する三遠について「僕たちと同様に速いペースでバスケットをする。そしてディフェンスのフィジカルレベルが非常に高いと感じています」と回答いただきました。気をつけたいなという選手はいらっしゃいますか?
「(ヤンテ・)メイテン選手ですね。ゴール下で支配力、リバウンド力があるので、その辺はすごく気をつけていきたいと思っています」

■佐々木隆成(三遠)
<今シーズンの意気込み>「とりあえず怪我完治。オフェンスは昨季同様ペース&スペースからのチェンジオブスピード、ディフェンスは気持ち」
——佐々木選手、あの怪我の状態、今の体の調子はいかがですか?
「いろんな方にサポートしていただいて、ものすごく順調に治ってきていると思っています」
——チームはプレシーズンから状態が良さそうですね。
「すごくいいと思います。本当にあの、去年のいいところは残しつつ、新しく入ってきた(河田)チリジ選手によってパワーがプラスされたというか。今年はスピードにプラスパワーでいきたいと思います」
——開幕で対戦する大阪の要注意選手はマット・ボンズ選手と挙げています。
「乗らしてしまったら、やっぱどんどん点を取ってくると思います。乗らせないように頑張りたいと思います」

<10月4日(土)15:05〜 島根@越谷>
■松山駿(越谷)
<今シーズンの意気込み>「キャリアハイを更新できるように頑張ります」
——全てにおいてキャリアハイに、ということでしょうか?
「チーム状況的に外国籍選手に頼ってしまう部分があるので、日本人選手のステップアップが上にいくために必要だと思うと思っています。自分が率先してそこを頑張っていければなと思います」
——見どころとして、「昨年とは違う新しいバスケットが速いスピードで展開されます」とのことですが、チームの雰囲気はどうでしょうか?
「チームの大半が変わったんですけれど、雰囲気は結構良くて、今年から入ってもらったジェフ・ギブスコーチが、外国籍選手にコミュニケーションを取ってくれているので、とてもいい雰囲気でバスケができていると思います」
——ギブスさんの復帰はありますか?
「いや、復帰はないです(笑) でも、練習は一緒に参加して、我々やっています」

■中村太地(島根)
<今シーズンの意気込み>「とにかく怪我なくシーズンをのりきること。代表活動でシューターとして磨きをかけて手応えがあるのでシュートにはこだわってやりたい」
——どんな気持ちを込めて書いたものですか?
「すでに怪我してしまったのですが、チームとしても怪我人が多い状況なので、まずは開幕に間に合わせられるようにしていきたいです」
——代表の経験も糧になる部分が多かったのではないでしょうか?
「トム(・ホーバス)さんにシューターとしてこう、今までなかった自分をこう見出してもらったので、まあシュートにはこだわって、え、いきたいなと思っています」

<10月4日(土)15:05〜 群馬@三河>
■西田優大(三河)
<今シーズンの意気込み>「チームを勝たせられるようオフェンス、ディフェンスで引っ張っていきたい」
——昨季はCS1回戦で宇都宮に敗退。その悔しい思いも背負ってということでしょうか?
「ライアン(・リッチマン)HCから『モンスターになれ』と言われていて、オフェンス、ディフェンスの両方ができるのが僕の強みだと思ってますし、そこを存分に発揮して今シーズンはチームを勝たせたいなと思っています」
——見どころとしても「ディフェンスに特に注目してほしい」ということですが、具体的にはどんなところでしょうか。
「ディフェンスの連動の部分もそうですし、この2シーズン、データ的にもかなりいい数字を出しているので、そこは継続してやりたいなと思ってます」

■細川一輝(群馬)
<今シーズンの意気込み>「チームの流れが悪い時に自分のシュートやディフェンスでいい流れをもってこれるようなプレーをする。シューターとして、スリーポイント王を取りたい」
——今シーズンは3ポイント王、期待していいですか?
「はい、頑張ります」
——対戦相手の注目選手に西田選手を挙げ、「熱々おでんにしないように守ります」といただいております。やはり西田選手は警戒していますか?
「そうですね。三河のエースで、本当に流れだったり、チームにいい流れを持ってくるプレーができると思っているので、そこをしっかり抑えて、自分たちの流れを持ってくるようにしたいと思っています」
――この言葉を受けて西田選手、いかがでしょうか?
西田「冬に近づいて、おでんの季節っていうのもあるので、冬だけじゃなく熱々でやっていることを見せたいなと思います(笑)」

<10月4日(土) 18:05〜 広島@川崎>
■篠山竜青(川崎)
<今シーズンの意気込み>「もっと走る」
——シンプルにもっともっとチーム全体で走って勝ちにいくということですか?
「そうですね。去年も走りましたけど、なかなか勝てなかったんで、じゃあもっと走ってみようということで、やらしていただきたいと思います」
——チームの見どころとしては「ヤングなエネルギー」と紹介いただきました。
「だいぶ若い選手が入ってきてアジア枠でオマール(・ジャマレディン)も入ってきたりと、20代前半から中盤ぐらいの選手たちがいっぱい増えたので、そういった選手たちのエネルギッシュな活躍に期待してほしいなと思います」
——2年連続のフリースロー王も狙うしかないですよね。
「フリースローね。本当に緊張するんですよ。多分、保岡選手も分かると思うんですけど、あの重圧に勝てるようにしたいですね。めちゃめちゃ意識しますので」

■寺嶋良(広島)
<今シーズンの意気込み>「復帰」
——この二文字に込めたものは多いんじゃないですか?
「そうですね。個人的な話になるんですけど、オフシーズンにまた手術をしたので、1日でも早く皆さんの前でプレーができるように、リハビリを頑張りたいという気持ちで、復帰とさせていただきました」
——チームの見どころも挙げてくださっています。「新加入選手が加わって、新たなリズムのあるバスケットを展開するところ」としています。
「インサイドに強力なコフィー・コーバーンが入って、外にクリストファー・スミスが入ったので、中でも外でもこう点が取れる、面白い展開ができるんじゃないかなと思っています」

<10月4日(土) 16:05〜 北海道@名古屋D>
■今村佳太(名古屋D)
<今シーズンの意気込み>「健康第一」
——健康を維持して全試合出場ということでしょうか?
「はい。昨シーズン、最初の頃に怪我をしてしまって、チームに迷惑をかけてしまったので、今年は全試合出れるよう、コンディションを大事にしながら戦っていきたいと思っています」
——健康面で気をつけていることはありますか?
「食事だったり、日々のケアだったりは、これまでのキャリア以上に気をつけてやっています」
——対戦する北海道については「メンバーもヘッドコーチも変わり、新しいチームというイメージ。富永選手と (ジャリル・)オカフォー選手はどんなコンビになるのかが楽しみです」と書いていただきました。どのように開幕戦に向かいますか?
「乗せてはいけない選手がいると思っているので、自分たちとしては、いかに気持ちよくプレーさせないか。とにかく邪魔をし続けるプレーができたらなというふうに思っています」

■富永啓生(北海道)
<今シーズンの意気込み>「オフェンスでチームに勢いを与えたい。3PT確率50%達成したい」
——もし達成となれば、偉業となりますね。自信はありますか?
「自信はあります。アテンプトも増えてくると思うんですけど、やっぱその中で50%を決め続けることで、チームに勢いを与えることができるかなと思うので、そこら辺はフォーカスして頑張りたいなと思っています」
——今シーズンからBリーグ参戦ですけども、楽しみにしていることってありますか?
「自分としては6年間ぐらいアメリカに行っていて、久しぶりに日本でプレーできるので楽しみにしています。こうやって代表で一緒にやっていた選手とマッチアップし戦える機会は今までなかったので、すごく楽しみにしています」
——Bリーグデビュー戦は地元名古屋、凱旋にもなりますね。
「たくさんの方が見に来てくれると思いますし、自分としても地元で開幕戦を迎えることができるのは、すごくワクワクしています。楽しみです」


文/広瀬俊夫(月刊バスケットボールWEB)