男子U16日本代表が予選G1位突破、明日5日準々決勝に挑む[FIBA U16アジアカップ2025]

9/5ベスト4を賭けて準々決勝に挑む
8月31日に開幕したFIBA U16アジアカップ2025(モンゴル・ウランバートル)は、予選グループフェーズが終了。グループBを1位で突破した男子U16日本代表は、9月5日に準々決勝に臨む。
予選グループフェーズ初戦、カザフスタンに対して全員得点を挙げて107-51で快勝。好スタートを切った日本は続くサウジアラビア戦に78-58、イラン戦に86-67で下して3連勝。グループB1位で準決勝進出を決めた。スタッツ上、平均18得点を記録しているNo.7ホーキンス然、16.0得点、10.7リバウンドとダブルダブルのアベレージをマークするNo.15白谷柱誠ジャック、No.8越圭司が15.0得点と3人が得点を引っ張ってはいるが、12人中10人が2桁のプレータイムがあるなど、チームとして勝ち抜いた予選となった。
予選1位の日本が2月5日(試合時間未定)の準決勝で対戦するのは、チャイニーズタイペイ対レバノンの勝者(チャイニーズタイペイが勝利)。勝ち上がった場合、6日に準決勝、7日に決勝が予定されている。
前回2023年大会、日本は同じくグループフェーズを1位で突破したものの、準々決勝でフィリピンに敗北し、5位で大会を終えた。ベスト4進出となれば、2022年大会(準優勝)以来となる。
■2025年度バスケットボール男子U16日本代表チーム
「FIBA U16アジアカップ2025」メンバー
【スタッフ】カッコ内は所属
アンダーカテゴリー男子代表強化部会長: 常田 健 (中部大学第一高等学校)
チームリーダー: 水野 慎也 (福島県立福島商業高等学校)
ヘッドコーチ: アレハンドロ・マルチネス (公益財団法人日本バスケットボール協会)
アシスタントコーチ: 成田 靖 (正智深谷高等学校)
アシスタントコーチ: 末広 朋也 (琉球ゴールデンキングス)
サポートコーチ/通訳: 吉田 健児郎 (千葉県立柏特別支援学校)
アスレチックトレーナー: 細川 英範 (HOKUMA)
チームドクター: 關 良太 (東京科学大学整形外科)
チームマネージャー 髙木 歩幸 (公益財団法人日本バスケットボール協会)
テクニカルスタッフ 渡邊 敬太 (公益財団法人日本バスケットボール協会)
【選手】12名
No.5ブレイク ジェレマイヤデービット海斗(PF / 185cm / 16歳 / 琉球ゴールデンキングス U18)
No.6常見 寛章(C / 202cm / 16歳 / 国際アート&デザイン大学高等課程)
No.7ホーキンス 然(PF / 192cm / 16歳 / 開志国際高等学校)
No.8越 圭司(PG / 163cm / 16歳 / Concordia Lutheran School of Omaha)
No.9黒田 健斗(SF / 187cm / 16歳 / 福岡大学附属大濠高等学校)
No.10宮里 俊佑(PG / 179cm / 15歳 / 琉球ゴールデンキングス U18)
No.11イヘツ グットラックチネドゥ(SF / 195cm / 15歳 / 開志国際高等学校)
No.12平岡 泰介(PG / 188cm / 15歳 / RIZINGS徳島)
No.13栗本 富美也(PF / 188cm / 15歳 / 福岡大学附属大濠高等学校)
No.14高橋 秀成(PG / 175cm / 15歳 / U18 川崎ブレイブサンダース)
No.15白谷 柱誠ジャック(PF / 194cm / 16歳 / 福岡大学附属大濠高等学校)
No.16有田 直生 (SG / 181cm / 15歳 / ライジングゼファーフクオカU15)
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■FIBA U16アジアカップ2025
日程:2025年8月31日〜9月7日
開催地:モンゴル・ウランバートル
出場国(予選グループフェーズ組み合わせ)
【グループA】オーストラリア、レバノン、インド、バーレーン
【グループB】ニュージーランド、フィリピン、チャイニーズ・タイペイ、インドネシア
【グループC】中国、韓国、マレーシア、モンゴル
【グループD】日本、イラン、カザフスタン、サウジアラビア
試合日程(※日本時間)
8月31日(日) 107-51 カザフスタン
9月1日(月) 78-58 サウジアラビア
9月2日(火) 86-67 イラン
9月5日(金) 準々決勝 vs.チャイニーズタイペイ
9月6日(土) 準決勝/順位決定戦
9月7日(日) 決勝/順位決定戦

文/広瀬俊夫(月刊バスケットボールWEB)