月刊バスケットボール10月号

【中国インターハイ2025】日本一を手にするのは!? 8/1(最終日)男女決勝試合予定

日本一を手にするのは!?

「中国インターハイ2025」(7月27日~8月1日/岡山県岡山市)もついに大会最終日。8月1日、男女決勝が行われ、日本一が決定する。






■女子決勝(10:00~)/日本航空北海道(北海道)×桜花学園(愛知)

北の新鋭vs伝統の強豪が激突!


日本航空北海道は初戦となる2回戦で系列校の日本航空(山梨)に62-53、3回戦・鵬学園(石川)に86-60で勝利すると、準々決勝では3連覇中だった女王・京都精華学園(京都)に58-55で撃破。難しい試合となった準決勝・岐阜女(岐阜)も68-60で勝利しての決勝進出。186cmの#00ファトゥマタ・カマラは巧みなディフェンスで貢献し、#1宇都鈴々奈、#73中村泉咲がオフェンスで貢献。そしてエースの#6庵原有紗が勝負どころで強さを見せる。そのバランスは見事なものだ。

同じく2回戦から登場した桜花学園は小林(宮崎)を89-59で下すと、3回戦では優勝候補の一角、大阪薫英女学院(大阪)と対戦。2点ビハインドで迎えた4Q、#7イシボ・ディバインがゴール下で存在感を発揮。逆転し、リードを奪うと74-69で勝利し、ベスト8進出を決めた。昌平(埼玉)との準々決勝(64-52)は快勝したものの、精華女(福岡)との準決勝は再び苦戦。5点差を追って迎えた4Qに攻防が噛み合って73-68で勝利した。得点源でありムードメーカーである#7ディバインは4試合中3試合でダブルダブルをマークし、#4濱田ななの、#8勝部璃子は試合を増すごとに調子を上げている。
創部3年目にして決勝進出を果たした日本航空北海道が、勢いのままに初優勝を勝ち取るのか? 桜花学園が4年ぶり26回目の日本一奪還を果たすか。目が離せない戦いになりそうだ。


日本航空北海道#73中村泉咲(写真左)と桜花学園#6竹内みや(同右)




■男子決勝(11:50~) /八王子学園八王子(東京①)×鳥取城北(鳥取)

中国の雄vs東京の名門、決勝で火花!


八王子学園八王子は今大会、2回戦で近畿大附(大阪②)に99-40、3回戦で駒澤大附苫小牧(北海道①)に76-58と勝利して勢い付くと、準々決勝では第1シードの福岡大附大濠(福岡)に71-63で競り勝つ。そして、北陸(福井)との準決勝は今大会で初めて前半でリードを許したものの、見事なカムバックを果たし、77-63で逆転勝利を果たした。#13畠山颯大という大会屈指の司令塔がいて、インサイドには#0ニャン・セハ・セダト、#8ンジャイ・パプ・ンデリセクと頼れるビッグマン2人、新エースの#6照井昇太朗は19.5得点、3P成功数4本というアベレージを残している。準決勝では#11花島大良もステップアップした姿を見せている。

一方、鳥取城北は、初戦となる2回戦で羽黒(山形)に71-46で勝利すると、柳ヶ浦(大分)に67-62、帝京長岡(新潟)に73-53と勝利してベスト4進出。仙台大明成(宮城)との準決勝は4Q残り6秒で2点差まで迫られたが、逃げ切ってウインターカップに続いての決勝進出となった。鳥取城北といえば大会No.1ビッグマンと言われる#28ハロルド・アズカがいるが、今大会では全試合で1年生の#50フィリモン・タルモンが先発。こちらもダブルダブルを期待できる力を持っている。昨年からスタメンを務める#4新美鯉星、#7豊村豪仁らが変わらぬコンビでオフェンスをけん引している。
八王子学園八王子は勝てば15年ぶり2度目の優勝、鳥取城北は勝てば初優勝。果たして勝利するのはどちらか!?


八王子学園八王子#6照井昇太朗(写真左)と鳥取城北#4新美鯉星(同右)

【中国インターハイ2025/放送・配信情報】
[全試合配信]インハイTV(決勝は録画配信)、バスケットLIVE(決勝は録画配信)
[男女準々決勝・準決勝・決勝(放送/配信)]J SPORTS/J SPORTSオンデマンド
[決勝]NHK BSで男女決勝を生中継





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