【中国インターハイ2025】決勝進出はどのチームに!? 7/31(5日目)男女準決勝試合予定

決勝に駒を進めるのはどの学校か!?
7月31日、「中国インターハイ2025」(7月27日~8月1日/岡山県岡山市)大会5日目、ついにメインコートでの開催となり、男女準決勝4試合が行われる。

<女子>
■第1試合(10:00〜)
日本航空北海道(北海道)×岐阜女(岐阜)
■第2試合(11:50~)
桜花学園(愛知)×精華女(福岡)
昨日、準々決勝で女王・京都精華学園(京都)を下した日本航空北海道。粘り強くディフェンスし、3Q差を詰めると、4Qに一気に流れを引き寄せて逆転という見事な勝利だった。#00ファトゥマタ・カマラは巧みなディフェンスで貢献。#1宇都鈴々奈、#73中村泉咲がオフェンスで貢献し、エースの#6庵原有紗がここ一番で結果を出す。素晴らしいバランスに見える。だが、岐阜女は手強い相手だ。今大会では経験ある3年生の#4三宅香菜、#5杉浦結菜に加えて、#9北野空、#10坂口みなみも存在感を発揮。小松美羽不在の穴を埋めて、2年連続となるベスト4進出を果たした。オフェンス力ある日本航空北海道とディフェンスが身上の岐阜女。大接戦の予感がする。
もう1試合、桜花学園と精華女は、昨年のウインターカップ準々決勝のリマッチとなる。桜花学園が先行し、精華女が追いつく。50-50で迎えた4Q、桜花学園は一時5点リードしたが、残り1分で精華女が逆転して逃げ切った試合だった。桜花学園にはその悔しい思いを知る選手も多い。喪章を付けて臨んでいる今大会、逝去した井上眞一コーチのためにも日本一を奪還するという思いは強い。リベンジを果たして決勝進出となるか。それとも、精華女が初の決勝進出を決めるのか。こちらも注目のゲームとなる。
<男子>
■第3試合(13:40~)
八王子学園八王子(東京①)×北陸(福井)
■第4試合(15:30~)
鳥取城北(鳥取)×仙台大明成(宮城)
八王子学園八王子は#0ニャン・セハ・セダト、#8ンジャイ・パプ・ンデリセク、#13畠山颯大とダブルダブルを期待できる3選手が揃っており、新エースとして期待される#6照井昇太朗のシュートも好調だ。福岡大附大濠(福岡)との準々決勝でも、3Q以外は主導権を握って勝利しており、自信を深めているはず。一方、北陸は調子に乗り出したら止まらないというチーム。北陸学院との北信越対決ではオフェンスを引っ張る#4山田翔椰、#5細根悠雅、#7岩門和樹、#10ファイ・ベンジャミン、#12村上裕真と5人が2桁得点を記録した。とりわけ好調なのは1年生ビッグマンの#10ベンジャミンで、今大会(4試合)では21.8得点、16.5リバウンドとハイアベレージを記録している。シードの八王子学園八王子より1試合多く蓄積疲労が気になるが、好試合を期待したい。
そして目標としていたベスト4進出を達成した鳥取城北と4年ぶりの4強入りとなった仙台大明成も興味深い。鳥取城北には大会No.1ビッグマンとも言われる#28ハロルド・アズカがいるが、ここまでは1 年生の#50フィリモン・タルモンが先発し、平均14リバウンドと活躍を見せている。アズカと共に昨年からスタメンを務める#4新美鯉星、#7豊村豪仁は変わらぬコンビでオフェンスをけん引しており、攻防ともに充実している印象だ。一方、仙台大明成は1年時から司令塔を務める#4小田嶌秋斗が今大会平均19.3得点と好調。特にここ2試合では10本の3Pシュートを決めており、準決勝でも期待が高まる。果たして、どちらが決勝の切符を手にするだろうか?
【中国インターハイ2025】
<会場>Mコート/ジップアリーナ岡山(岡山県総合グラウンド体育館)
【放送・配信】
[全試合配信]インハイTV(決勝は録画配信)、バスケットLIVE(1・2回戦、決勝は録画配信)
[男女準々決勝・準決勝・決勝(放送/配信)]J SPORTS/J SPORTSオンデマンド(一部試合は録画放送/配信、女子準々決勝はJ SPORTSオンデマンドでの配信のみ)
[決勝]NHK BSで男女決勝を生中継
