月刊バスケットボール10月号

Wリーグ

2025.07.17

富士通とデンソーが『2025 BNK金融 パクシンジャカップ』参戦と発表

前年女王・富士通は連覇を目指す


7月17日、Wリーグは韓国・釜山で開催される国際大会「2025 BNK金融 パクシンジャカップ」(8月30日〜9月7日)に、富士通レッドウェーブとデンソーアイリスが参加すると発表した。

本大会は韓国女子バスケットボールリーグ(WKBL)が主催するもので、2015年の創設以来、今年で10周年を迎える。2023年大会からは国際色を強め、アジア各国のクラブチームを招待しており、今大会では初めてスペインとハンガリーのクラブが参戦。ヨーロッパ勢を含めた全10チームで、2グループ制の予選ラウンドとトーナメントを経て頂点を争う。

Wリーグから参戦するのは、2024-25シーズンでリーグ連覇、皇后杯との2冠を達成した富士通レッドウェーブと、2年連続でリーグ準優勝のデンソーアイリス。富士通にとっては2年連続のパクシンジャカップ参戦であり、前回は初出場ながら優勝を果たしている。

出場チームは、WKBL所属の6クラブに加え、スペイン女子リーグ1部のプレーオフ準優勝チームであるカサデーモント・サラゴサ、2025年ハンガリーカップを制したDVTKフンテルムが顔を揃える。欧州勢との対戦機会は、日本チームにとって貴重な実戦の場となるだろう。

大会はA、Bの2グループに分かれて総当たりの予選ラウンドを行い、各組上位2チームが準決勝(9月6日)および決勝(9月7日)に進出。優勝チームには1500万ウォン(約160万円)、準優勝には1000万ウォン(約107万円)の賞金が授与される。

Wリーグを代表して出場する富士通とデンソー。日本バスケットボール界の強さを、韓国・釜山の地で改めて証明する大会となりそうだ。










文/広瀬俊夫(月刊バスケットボールWEB)

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