月刊バスケットボール10月号

ギア

2025.07.07

『ONE PIECE』×スポルディング、“夢の共演”がついに発売開始!

悪魔の実ボール、名シーン再現アイテムも揃うスペシャルコラボ


世界中のアスリートに愛されるスポーツブランド、スポルディング・ジャパン株式会社と、全世界で人気を誇るTVアニメ『ONE PIECE』によるコラボレーションアイテムが、7月4日より発売された。

今回のスペシャルコラボでは、『ONE PIECE』に登場する“悪魔の実”をモチーフとしたバスケットボールを筆頭に、アパレル、バッグ、アクセサリーなど、スポルディングならではのスポーツギアに作品の世界観を融合させた多彩なラインナップが揃う。販売はスポルディング公式オンラインショップおよび全国の取り扱い店舗にて行われている。


「バスケットボールと悪魔の実の形状が似ていること」がすべての始まりだった

スポルディングに取材したところ、今回のコラボ企画の構想段階でまず注目されたのが、「バスケットボールと悪魔の実の形状が似ていること」だったという。これを着想の軸に、ルフィ(ゴムゴムの実)、エース(メラメラの実)、チョッパー(ヒトヒトの実)の3種をイメージしたバスケットボールを中心にコレクションを展開していく方向が固まった。実際のデザインでは、それぞれの悪魔の実の特徴的な色味や質感を丁寧に再現。特に「ヒトヒトの実」のボールは、上下でカラーを切り替えるバイカラーデザインを採用し、インパクトのある“映える”仕上がりとなっている。

商品作りにあたって特に難しかったのは、各キャラクターの色味を正確に再現する点だったという。同じデザインであっても、ボールやバッグといったアイテムの種類が異なれば、生産背景や素材も変わる。そこを統一感ある仕上がりに整えるため、サンプルの試作を何度も繰り返したとのだという。





加えて、ルフィとシャンクスの名シーンを描いたバスケットボール、麦わらの一味が集結するマイクロミニゴールなど、『ONE PIECE』の世界観をより濃密に表現したアイテム群も充実。アパレルに共通するバスケユニフォームのネームをイメージしたオリジナル織りネームは、「バスケブランドのコラボならではのこだわり」だと開発担当者は語る。



機能性とデザイン性を両立するスポーツブランドの矜持


スポルディングでは「自分たちはあくまでスポーツブランドである」というスタンスを貫き、機能性の追求を最優先事項としつつも、そこにデザイン性を融合させてきた。今回のアイテム群も例に漏れず、吸水速乾・UVカット・エコ素材といった機能を備えるアパレルと、プレー対応のグリップ力を誇るボールによって、スポーツシーンでも実用性のある構成となっている。

また、「麦わらの一味が力を合わせて困難を乗り越えていく」という『ONE PIECE』のテーマは、チームスポーツであるバスケットボールとも通じるものがあり、スポルディングと作品との親和性の高さもうかがえる。

今回のコラボは、現時点では続編や第2弾は発表されていない。つまり最初で最後のコラボとなる可能性があるわけだから、コレクター心はくすぐられる。ちなみに販売店舗用にルフィの等身大パネルや海賊地図を模した装飾が施されたディスプレイなども設置されているというから、楽しみだ。

バスケを日常的にプレーする層はもちろん、『ONE PIECE』ファンや親子連れ、さらには訪日外国人観光客まで今回のコラボは注目を浴びるはず。スポルディング担当者は「特におすすめしたいアイテムは“悪魔の実シリーズ”のバスケットボール3種です」と力を込めて語っていた。

バスケファンにも、ONE PIECEファンにも刺さる“夢の共演”。まさに“今だけ”のスペシャルコラボを、ぜひ体感してほしい。




担当者イチオシの「“悪魔の実シリーズ”のバスケットボール3種」


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https://www.spalding.co.jp/view/page/onepiece

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