月刊バスケットボール11月号

京都精華学園が初代女王に、大濠はベスト4で大会終了[NBAライジングスターズ・インビテーショナル]

リヤが30得点27リバウンドの圧倒的存在感


6月25日から29日にかけてシンガポールで開催された「NBAライジングスターズ・インビテーショナル」で、京都精華学園高校が女子部門の初代王者に輝いた。同大会はNBAがアジア太平洋地域で初めて主催した高校生対象の国際トーナメントで、各国・地域から男女計24校が集結。日本からは京都精華学園(女子)と福岡大学附属大濠高校(男子)が出場した。


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京都精華学園はグループステージでヒン・フア高(マレーシア)を109-15、ファー・チョン・インスティテューション(シンガポール)を78-36と快勝。グループステージを突破すると、準決勝では清華大学付属高(中国)と対戦。前半からリバウンドを制して試合の主導権を握ると、83-55で快勝し決勝進出を決めた。

決勝の相手は韓国のオンヤン女高。坂口美果のパスからオディア・カウェル・リッツが先制点を挙げると、吉田ひかりのレイアップ、金谷悠加のプルアップジャンパーなど速い展開から得点を重ねる。さらに満生小珀の3ポイント2本も飛び出し、1Qを27-11で終えた。それ以降もリバウンドで圧倒し続けた京都精華学園は、最終的に109-40の大差で頂点に立った。



中心となったのはンガルラ・ムクナ・リヤ。チーム最多の30得点に加え、27リバウンドと一人で相手の総リバウンド(28)に迫る大活躍を見せた。満生が20得点(3Pシュート3本成功)、リッツが16得点、石渡セリーナと吉田が11得点と、5人が2桁得点を記録する層の厚さも光った。





一方、男子の福岡大学附属大濠高校はグループステージを3戦全勝と好スタートを切ったものの、準決勝でヨンサン高校(韓国)に65-75で敗れてベスト4で大会を終えた。なお、そのヨンサン高校が決勝で清華大学付属高校(中国)を破り、男子の頂点に立っている。






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