GALLERY・2新宿アドホック店、6.27グランドオープンレポート「“聖地”の再始動を現地で見た! 」

再会を待ち望んだ声が、新宿に集まった
2022年末、惜しまれつつ閉店した「GALLERY・2新宿アドホック店」。約2年の時を経て再び看板が灯った。6月27日午前11時、“聖地”と称されたショップの再始動を祝うかのように、平日にもかかわらず多くの客が詰めかけた。
オープンにあたり、橋本聡店長は「うれしさと責任感、その両方を強く感じています。『帰ってきたね』と声をかけてくださるお客さまがいて、本当にありがたい思いでした」と素直な気持ちをコメント。午前中に来店したのは、閉店を惜しんでいたバスケットボール、バレーボールファンたちはもちろん、近隣に勤める会社員や観光客、SNSを見て興味を持ったという若者たちの姿も見られた。中には「新宿で買い物できなかったから」と久々の来店に感慨深げな表情を見せる人もいた。

ショップのこだわりについて尋ねると、「競技者だけでなく、応援する立場の方やファン層にも応えられるよう、幅広い品ぞろえにしました。もちろん見やすさやワクワク感、そして何より『リアル店舗ならではの接客』をもう一度しっかりやりたい」と話す橋本店長。実際、店内には選手のサイングッズや記念写真が随所に飾られ、撮影スポットとしても楽しめる工夫がされている。買い物だけでなく、“見る楽しさ”も提供する空間だ。
売り場で何より目立つのは、ナイキ、ジョーダン、アンダーアーマー、アシックスといった人気ブランドのシューズがずらりと並ぶ専用棚。その迫力は、まさに“圧巻”の一言に尽きる。シューズのほかにも、日本代表グッズやNBAジャージー、プラクティスシャツやショーツ、Tシャツ、ソックスといったウェア類、サポーター、インソール、缶バッジ、バスケットボールクッション、ステーショナリー、プロテイン、トレーニングギアまで、あらゆるカテゴリーのバスケ用品が一堂にそろう。

日本代表ウエア、NBAものなどが揃うエリア。マイケル・ジョーダンの手形、河村選手の写真は撮影スポットかも!?
さらに目を引くのが、ディスプレイとして飾られた貴重なアイテムの数々。日本代表選手たちのサインボールやユニフォーム、渡邊雄太、富永啓生のサイン入りアイテム、さらには長崎ヴェルカ、アルバルク東京、琉球ゴールデンキングスのサイン入りユニフォームが、ショップの“壁”を彩っている。マイケル・ジョーダンやアレン・アイバーソンの手形まで展示されており、思わず立ち止まり、カメラを向けたくなる場所がいくつも存在する。バスケットボールファンであれば、夢のような空間と言えるだろう。
「これから、さらに進化させていきたいです」と語る橋本店長は、「かつてのファンはもちろん、GALLERY・2を知らない世代にも『このお店、おもしろいな』『また来たいな』と思ってもらえるよう、品ぞろえや陳列、接客を進化させていきたいと考えています」と力を込め、「昔ながらの魅力は残しつつ、今の時代に合った新しい店を目指したいですね。初心に戻って、一から始めるつもりでやっていきます。皆様、ぜひ足を運んでください」と呼びかけた。

basketball junkyのTシャツ、大人っぽいウエアにシューズなどバラエティ豊富な一角だ

レジ前エリアには小物系グッズが揃う。見ているだけでも楽しいエリアだ
“会いに行ける”接客と、ここだけのギア
再始動を支えるバスケ担当の鈴木大介さんも、かつてこの場所で勤務していた一人。オープン初日の心境を伺うと、「なんとか間に合ったという安堵感と、期待に応えたいという緊張感でいっぱいです」と胸の内を明かす。
この夏の注目ギアを聞くと「7月から新作シューズやTシャツ、バスパンなど、部活生に向けたアイテムが入荷予定です。SNSで随時紹介していくので、チェックしてお店に来ていただけるとうれしいです」と語る。そんな“注目の一足”を選ぶ際にこそ、リアル店舗ならではの強みが発揮される。細やかなフィッティングやアドバイスに自信を持つ彼は、来店者と会話を重ねながら、最適な提案を届けてくれる。“店員に会いに来る店”という言葉が、決して大げさではないと感じさせる接客だ。

最も目を引くシューズエリア、日本代表のサイン入りユニフォーム、Bリーグ・チームのサイン入りユニフォームも飾られてあって楽しい!
「販売員というより、相談相手でありたい」と鈴木さん。どんなプレースタイルか、どんな悩みがあるかを丁寧にヒアリングしながら、その人に最適な選択肢を提示する——そんな姿勢が、GALLERY・2を“ただの商品を買う場”から“信頼できる場所”へと押し上げている。「ネットでは得られない体験がここにはある」。そう断言できるだけの現場力が、この店には息づいている。
接客の質だけでなく、店舗の空間自体にも工夫が凝らされている。例えば、シューズ売り場では試し履きしやすい動線を意識し、照明や床素材にもこだわることで、足元までじっくり観察できる環境を整えている。また、通路の幅を広めに設計し、部活帰りの学生がグループで来店してもストレスなく回遊できるようにするなど、細かな配慮も施されている。

シューズの並びにソックスってこんなにあるの? と思ってしまうほどの品揃えはさすが。テーピング、サポーターなどもずらりと並ぶ
開店直後に来店したのが、新宿に職場があるという松澤さん。「以前の新宿アドホック店もよく来ていました。やっと戻ってきてくれたという思いです」とうれしそうに話すと、「前はごちゃっとしていたけど、今回はスッキリした印象です。職場の近くに戻ってきたのはうれしいですね。渋谷店に比べると少しコンパクトなので、さらに商品が充実してくれたらうれしいです」と感想を語った。昼休みを利用して訪れたという松澤さんは、しっかり試着を済ませ、お気に入りの一足を購入していった。
「また来たい」。そう思わせてくれる空気が、この店には確かにある。スタッフの鈴木さんも予告するとおり、7月になれば“GALLERY・2”だからこそのラインアップも入荷するというから、松澤さんのようなお客さんにとっては、これからが楽しみな時期となりそうだ。
帰ってきた“聖地”は、再びバスケットボールと人とをつなぐ場所として、その一歩を踏み出した。

ボールもこんなに種類があるとは! ボールが入るバッグ、バックパックなどがたくさん!

「あなたにピッタリ!のシューズを探してみせます」と鈴木さん
GALLERY・2新宿アドホック店
2025年6月27日(金)11:00 OPEN!取扱カテゴリー バスケットボール/バレーボール
〒160-0022 東京都新宿区新宿3丁目15−11 アドホック新宿ビル2F
TEL:03-6457-8577
営業時間 平日 11:00~21:00
土日祝日 10:00~21:00
https://www.gallery2.co.jp/shops/shinjuku/
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