U18日清食品リーグ2025 大会要項が決定|26年3月のプレーオフも発表

昨年大会トップリーグ男子優勝の福岡大附大濠
トップリーグ男女各4校が決定、プレーオフが新設
日本バスケットボール協会は6月11日、「U18日清食品リーグ2025」の大会要項を発表。「U18日清食品トップリーグ2025」(男女各8チーム)と「U18日清食品ブロックリーグ」の構成に加え、新たに「U18日清食品トップリーグ参入プレーオフ(仮称)」が2026年3月に創設されることも明かされた。全国の高校・クラブに広く門戸を開くこの制度は、若い才能にとって新たなチャンスの場となる。
今季の「U18日清食品トップリーグ」は、8月23日から11月16日にかけて開催。出場校は例年通り男女各8チームで、そのうち男女各4チームがすでに決定。選出基準は「2024年度のトップリーグ最終成績」である
■男子
福岡大附大濠高(福岡県)※4年連続4回目
美濃加茂高(岐阜県)※2年連続2回目
福岡第一高(福岡県)※4年連続4回目
東山高(京都府)※3年連続3回目
■女子
京都精華学園高(京都府)※4年連続4回目
岐阜女高(岐阜県)※4年連続4回目
桜花学園高(愛知県)※4年連続4回目
慶誠高(熊本県)※2年連続2回目
残る各4チームは、2025年度のインターハイ優勝校や、年間の大会実績によるチームポイントランキングをもとに選出され、8月初旬に発表される予定である。
新設「参入プレーオフ」で広がる可能性
来年度からは、新たに「U18日清食品トップリーグ参入プレーオフ(仮称)」が開催される。これは「トップリーグ」の5位~8位チームと、「ブロックリーグ」各グループ優勝チーム(男女各8チーム)による入替戦で、トップリーグ残留・昇格の4枠をかけて争われる。
本プレーオフには、次年度のトップリーグを担う新チーム、2007年4月2日以降に生まれた選手たちで構成されたチームが出場する予定。これにより、従来よりも早い段階での強化・準備が可能となり、翌シーズンのレベルアップにもつながる構造となる。
JBA会長・三屋裕子氏は「全国の高校・クラブが垣根を越えて挑戦できる仕組みを通じ、若い世代の夢を育み、競技の裾野をさらに広げていく」とコメント。協会と関係団体、日清食品・安藤スポーツ・食文化振興財団の連携のもとで、日本バスケットボールの未来を支える舞台が、より確実なステップアップ構造へと進化している。
