月刊バスケットボール10月号

NCAA

2025.04.17

ジェイコブス晶が新天地へ、フォーダム大転学が発表

ジェイコブスもSNSで投稿


4月16日、NCAAディビジョンI所属のフォーダム大ラムズは、ジェイコブス晶のトランスファーを発表。それを受けて、ジェイコブスもSNSで「Committed @FordhamMBB !! Let’s go Rams(進学を決めました。ラムズ、一緒に頑張ろう!)」と投稿した。



ジェイコブスは過去2シーズン、ビッグウエスト・カンファレンスのハワイ大に所属。2024年夏にはパリ五輪の男子バスケットボール日本代表に、最年少の20歳で選出され、3試合すべてに出場を果たしている。その直後となった2024-25シーズンは30試合に出場。平均18.9分のプレータイムで、6.9得点、2.6リバウンド、0.6アシストをマークした。

ニューヨークにあるフォーダム大は、アトランティック10カンファレンスに所属。同カンファレンスには渡邊雄太(千葉J)が卒業したジョージ・ワシントン大も同カンファレンスに入っている。
2024-25シーズンはカンファレンス最下位だったフォーダム大だが、今季に向けてカリフォルニア大学リバーサイド校でヘッドコーチを務めていたマイク・マグパヨ氏を招聘するなどテコ入れを図っている。フィリピン出身の両親を持つアメリカ人である同氏は、アジア系としてNCAAディビジョンIで初めて勝利したコーチであり、2023年にはBig West年間最優秀コーチに選出されている。

かつては転学をすると1年間出場できなかったが、2021年に「ワンタイム・トランスファー・ルール」が採択され、NCAAディビジョンIでプレーする学生アスリートは1回限りの例外として、転学後すぐに出場資格を得られるようになった。そのため、ジェイコブスも2025-26シーズンからプレー可能と見られる。






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