月刊バスケットボール10月号

ロス五輪3x3バスケの出場枠が男女各12チームに拡大、IOCが正式発表

FIBAも歓迎「ストリートからオリンピックへ」


国際オリンピック委員会(IOC)は4月9日、2028年ロサンゼルス・オリンピック(LA28)における3x3バスケットボールの出場枠を、男女それぞれ12チームに拡大すると発表した。これまでの8チームからの増加であり、競技の成長と国際的な人気の広がりを反映した決定である。

この背景には、3x3バスケットボールが近年急速に発展していること、また東京2020大会やパリ2024大会を通じてオリンピックの舞台で確かな存在感を示してきたことがある。出場チーム数の増加により、競技自体の注目度もさらに高まると見られている。

国際バスケットボール連盟(FIBA)のアンドレアス・ザグリス事務総長は、次のように述べた。「今回の決定は、FIBAおよび加盟国にとって大きな励みとなる。追加された各4チームの出場枠は、3x3の成長とオリンピックでの盛り上がりを象徴するものである。FIBAと3x3バスケットボールにとって、節目となる重要な決定であり、より多くの国の選手が“ストリートからオリンピックへ”という夢を描けるようになる」。

さらに、「ロサンゼルスはバスケットボール文化の象徴的な都市であり、3x3のカルチャーも活発な地域である。大会期間中、再び都市型スポーツの祭典の中心となることを嬉しく思う」と続けた。

なお、LA28大会における3x3バスケットボールの競技フォーマットおよび予選システムの詳細は、今後発表される予定である。





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