月刊バスケットボール10月号

埼玉・鳩ヶ谷桜スポ少が接戦に勝利、残り20秒、佐藤楓青のシュートが決勝点に [全国ミニバス]



鳩ヶ谷桜が競り合いを制す


3月31日、第56回全国ミニバスケットボール大会最終日(男子2日目)で山目スポーツ少年団(岩手)と鳩ヶ谷桜スポーツ少年団(埼玉)が対戦。互いに良さを見せ合った試合は4Q終盤までシーソーゲームの様相を呈したが、残り20秒、#6佐藤楓青が決めたシュートが決勝点に。鳩ヶ谷桜が47-45で接戦を制した。

【写真】山目スポーツ少年団×鳩ヶ谷桜スポーツ少年団(29点)をチェック

鳩ヶ谷桜は#9鶴田明久のレイアップで先制、さらに#8中久保遼星がユーロステップからシュートを決める。序盤はディフェンスに苦しんでいた山目だが、#18千田大翔の3ポイントプレーでチーム初得点を記録した。
このあとも互いにハードなディフェンスを展開。鳩ヶ谷桜は#8中久保、#4作山岳が技ありシュートを成功。一旦4点差のリードを作ったが、山目は速い展開から#10佐藤牽信、#5村上閃一がシュートを沈めると、#18千田がブザービーターとなる3Pシュートを成功。11-8として1Qを終えた。

2Q開始直後、鳩ヶ谷桜は#7長島慶典がスピードを生かして連続得点。逆転に成功するが、山目は#4千葉璃澄の3Pシュート、#16金野桂治の3ポイントプレーですぐにひっくり返す。ここからは一進一退の攻防が繰り広げられたが、山目はラストプレーで#7藤原 慧がブザービーターとなるハーフコートショットを成功。29-25としてハーフタイムを迎えた



後半に入っても競り合いが続く。その中で山目は#18千田、#5村上、#6千田悠司朗らが、鳩ヶ谷桜は#11佐藤、#4作山岳が得点。山目の38-36で3Qを終えた。

勝負の4Q、先に得点したのは鳩ヶ谷桜。#6佐藤楓青のパスを受けると#4作山 岳がトップから3Pシュートを沈めて39-38とした。しかし、山目は直後に#5村上がコースト・トゥ・コーストのレイアップ。これが3ポイントプレーとなって2点リードしたが、すぐに鳩ヶ谷桜も追いつく。その後も取られたら取り返すという白熱の展開に。43-43で互いに一歩も引かぬまま、残り1分を切る。

残り50秒、鳩ヶ谷桜#6佐藤がドライブからねじ込むが、山目は#5村上が快足を生かしてすぐに得点。それでも、またも鳩ヶ谷桜#6佐藤がミドルシュートを決めて残り20秒を切る。このあと山目は残り14秒、#7藤原慧が3Pシュートを放ったが、リングに弾かれて万事休す。鳩ヶ谷桜が47-45で接戦を制した。



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