香川・円座スポーツ少年団が劇的勝利、河津文直が決勝ブザービーターを決める [全国ミニバス]
円座・河津が見事なブザービーターで勝利
3月31日、第56回全国ミニバスケットボール大会最終日(男子2日目)で円座スポーツ少年団(香川)と豊浦スポーツ少年団(山口)が対戦。終了直前まで拮抗した展開となった試合は、同点で迎えた残り4秒からの攻撃で、円座は#6河津文直が決勝ブザービーターとなる3Pシュートを成功。32-29、劇的な勝利を果たした。
【写真】円座スポーツ少年団×豊浦スポーツ少年団(22点)をチェック
#15木村優成のレイアップで先取点を奪った円座は、#9宮本快生の3Pシュートで追加点。対する豊浦は#9深井琥太朗のターンアラウンドシュートからチーム初得点。続いて#8岡平悠佑のフリースロー、#15松田脩矢のシュートで追いつく。ディフェンスが堅くスコアが伸びない中、豊浦は#15松田がリバウンドからシュートを決め、2点リードを奪ったが、円座は終了直前に#9宮本がロングシュートを成功。7-7で1Qを終えた。
2Q序盤は得点が動かなかったが、豊浦はトリプルキャプテンの一人。#5阿川皇介がプルアップ3Pシュートに続いて、右ショートコーナーからシュートで連続得点。1ポゼッション差リードした。しかし、円座は残り1分強、#6河津がルーズボールを奪うとそのまま速攻を仕掛けて3ポイントプレー。そのまま、14-14でハーフタイムを迎えた。

3Qもディフェンスが目立つ展開となった。豊浦は#5阿川がフローターを決めたが、円座は#7岩瀬翔生がすぐにバスケットカウントで得点。その後、しばらく得点が動かなかったが、残り3分を切ったところで豊浦は#5阿川がインサイドに切れ込むと、オープンにだった#15松田にパスして得点。円座も#7岩瀬のシュート、#6河津のフリースローで追加点を挙げたが、豊浦は#5阿川の3Pシュートでリードを作り、21-19で3Qを終えた。

4Q、円座は#6河津、#7岩瀬の活躍で逆転。残り3分半で24-21とする。豊浦は#4安成然が巧みなハンドリングを見せてチャンスを作ろうとするが、なかなかいい形が作れない。それでも残り2分を切ってから、#8岡平悠佑が得点源となると、#5阿川の速攻で2点差に。そして残り8秒、#5阿川がスティールして速攻に転じて3Pシュート。ここで円座はファウルを犯してしまった。豊浦#5阿川はこのフリースローを2本成功。29-29と同点で円座のポゼッションとなる。
残り2秒からの円座のオフェンスでボールを託されたのは#6河津だった。左ウイングでインバウンズのボールを受け取ると残り1.1秒、3Pシュートを放つ。これが見事ブザービーターとなって32-29、円座が劇的な勝利を果たした。
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