栃木・雀宮スポーツ少年団が初勝利、穴井紗那が引っ張り3Q一気に突き放す[全国ミニバス]
3Q、雀宮がビッグクォーターを作る
3月29日、第56回全国ミニバスケットボール大会2日目(女子最終日)で雀宮スポーツ少年団(栃木)とfighting girls KAMEDA(新潟) が対戦した。14-14とタイで迎えた3Q、雀宮が流れを掴んでリードを作ると35-20で逃げ切り。うれしい大会初勝利を挙げた。
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昨日は造道クラブ(青森)に敗戦。1勝したい雀宮は、まず#10亀井琉楓に合わせて先取点。一方、昨日は田布施(山口)にうれしい1勝を挙げたKAMEDAは、直後に#8生田曖月がフリースロー、シュートで得点を挙げた。#5敦賀詩音がリバウンドで頑張る雀宮だが、セカンドチャンスをものにできない。するとKAMEDAは、#9中山結葵の3Pシュートで追加点を奪う。流れを変えたい雀宮は、見事なハンドリングを見せる#7大森杏南が攻防で存在感を発揮。点差を詰めたが、#8生田の3ポイントプレー、#9中山のフリースローで追加点を奪ったKAMEDA の10-8で1Qを終えた。

2Q開始1分、雀宮は#4穴井紗那のフリースローで10-10に追いつく。ここからは互いディフェンス強度がアップし、約2分間スコアが動かず。先に得点したのは雀宮。#9大橋虹声のフリースロー、#4穴井の速攻でわずかにリードを広げたが、KAMEDAもキャプテンの#4大瀬愛桜がねじ込むと、#6樋口楓が自ら放ったシュートのリバウンドを奪って沈め、14-14とタイでハーフタイムを迎えた。
雀宮は3Q序盤、#4穴井がスピードを生かしてレイアップを沈めると、#7大森がプルアップからのロング2Pシュートを射抜いて一歩先に出る。巻き返したいKAMEDAだが、雀宮の#5敦賀が体を張ったディフェンスで得点させず。すると雀宮は、#4穴井の3Pシュート、#5敦賀のゴール下と続けて得点すると残り1分、#7大森が3Pシュートを成功。26-14と2桁差を付けて、3Qを終えた。
反撃の糸口を掴みたいKAMEDAは、ダブルチームでミスを誘うが、雀宮はターンオーバーを犯さない。それでも残り4分強、#9中山がフリースローで久しぶりの得点。さらに#7盛川咲音のフリースロー、#8生田の速攻でスコアを伸ばしたが、雀宮が35-20で逃げ切り。うれしい大会初勝利を挙げた。

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