4Q忍野は1点差まで迫ったが長久手が振り切る

3月28日、第56回全国ミニバスケットボール大会初日(女子)で忍野ウィザーズ(山梨)と長久手クラブ(愛知)が対戦した。忍野は14点差で迎えた3Qに巻き返すと4Q終盤には1点差まで迫ったが、長久手が50-47で逃げ切った。

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長久手は、#6内田夢空のシュートで先制。対する忍野はリバウンド争いで優位に立つと#4有馬萌椛が鋭いドライブからのレイアップでチーム初のシュートを沈めると、#8勝又湖奈もフリースローで追加点を奪う。好スタートを切ったかに見えたが、ミスも出て追加点が奪えない。長久手も#10杉山綾香がスティールから得点して以降は攻めあぐねていたが、終盤に来て#5落合栞、#11濱中紅のフリースローに続いて、#12安江舞祐もシュートを成功させて14-8で1Qを終えた。

2Q序盤はディフェンス合戦に。その中で忍野は#5渡辺奈結、#7大森ひまりがシュートを決めるが、点差が縮まらない。長久手は#5落合、#6内田のシュートでリードを広げた。その後、忍野は前からプレッシャーをかけてミスを引き出すと、#11原田咲歩、#7大森、#9吉村洋乃がシュートを沈めたものの、長久手の33-19で2Qを終えた。





12点差を追いかけての後半、忍野はボールに対して早い寄せでミスを引き出すと、#5渡辺が得点源になり、2Pシュート、3Pシュートと連続して成功。さらに#7大森、#8勝又湖奈も続いて点差を縮めると、#9吉村が最後にブザービーター3Pシュートを沈め、35-38と3点差まで迫って3Qを終えた。

勝負の4Q序盤は、互いに得点力を見せ合う形に。長久手は#5落合の3Pシュートでリードを広げようとするが、忍野は#8勝又のシュート、#5渡辺の3ポイントプレーですぐにその差を縮めるなど、見ごたえある攻防が繰り広げられた。



残り1分52秒、忍野は#4有馬が速攻からバスケットカウント。フリースローも決めて45-46と1点差まで迫った。この直後、長久手はパスを回してチャンスを作ると#4中野が右コーナーから3Pシュートを放つ。このシュートはリングに弾かれたものの、#6内田が見事オフェンス・リバウンドから決めて3点差とした。さらに長久手は#4中野のフリースローなどで追加点。50-47で逃げ切った。



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