月刊バスケットボール10月号

三重・長島オールスターズが丹羽咲都希の好守を契機に流れを掴んで勝利[全国ミニバス]




2Q流れを掴んだ長島オールスターズが勝利


3月28日、第56回全国ミニバスケットボール大会初日(女子)で初出場のBbase U12(岩手)と長島オールスターズ(三重)が対戦した。5点差で迎えた2Q、長島オールスターズは#15丹羽咲都希の好守を契機に逆転。その後はチームのシュート成功率がアップし、追い上げるBbase U12を53-48で退けた。

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開始直後、#12佐藤結心のバスケットカウントで先制したBbase U12は、続けて#5須田心菜のフリースローで追加点を挙げた。立ち上がり、長島オールスターズはなかなかゴール近くからシュートを放てなかったが、残り4分に#6伊藤英里子が速攻を決めてチーム初得点。さらに、もう1本シュートを沈める。その後、Bbase U12は#5須田がドライブから得点につなげた。対する長島オールスターズは#14鈴木李知のフローターや#13種村風芭のフリースローなどでスコアを伸ばしたが、Bbase U12の15-10で1Qを終えた。



2Q開始早々に2点差に追いついた長島オールスターズは#15丹羽が好守を披露。Bbase U12の得点を止めると、その#15丹羽がロング2Pシュートとフリースローで連続得点して16-15と逆転した。その後、長島オールスターズは#4坂本うみが中心となってオフェンスを展開し、引き離しにかかった。
Bbase U12は#12佐藤結心の3Pシュート、#6竹下絵麻の技ありバンクショットなどで追いかけるが、長島オールスターズはチーム最長身171cmの#10中村光那が巧みなステップを見せて連続得点。29-21としてハーフタイムを迎えた。



3Q序盤は互いに得点を重ねた。Bbase U12は#5須田がインサイドで存在感を発揮してスコアしたが、長島オールスターズは#4坂本のフローター、#13種村風芭のミドルシュート、#11竹内桃香が一瞬の速さを見せてレイアップを決めるなど、連続得点を奪って残り3分半で37-25とリードを2桁に乗せた。ここでタイムアウトを取ったBbase U12はディフェンス強度がアップ。ターンオーバーを誘うと#7鈴木、#5須田、#6竹下がシュートを沈めて35-43と8点差にして3Qを終えた。



Bbase U12としては、良い流れで迎えた4Qだったが、開始3分弱得点できず。その間、長島オールスターズは#11竹内、#10中村の得点で再び引き離した。Bbase U12は#5須田の得点からオフェンスが好転。#11小野寺星七の技ありシュート、#6竹下のフリースローで得点すると、#5須田もスティールからレイアップを成功させるなど巻き返しを見せたものの及ばず。長島オールスターズが53-48で勝利した。



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写真/山岡邦彦(月刊バスケットボール)、文/広瀬俊夫(月刊バスケットボールWEB)

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