3/29から開始!Wリーグプレーオフ会見で宮澤夕貴、篠原華実、佐藤由璃果、宮崎早織が決意を表明

3月29日から4チームによるプレーオフ開始
3月10日、「京王電鉄 presents W リーグプレーオフ 2024-25記者会見」に宮澤夕貴(富士通)、篠原華実(デンソー)、佐藤由璃果(シャンソン化粧品)、宮崎早織(ENEOS)が登壇し、心境を明かした。
プレーオフは3月29日〜31日にセミファイナル(会場:スカイホール豊田※2戦先勝方式)が、4月5日〜14日にファイナル(会場:武蔵野の森総合スポーツプラザメインアリーナ※3戦先勝方式)というスケジュールで開催。レギュラーシーズンの結果を受けて、富士通(1位)対ENEOS(4位)、デンソー(2位)対シャンソン化粧品(3位)の組み合わせは決まっている。
ENEOSの宮崎は対戦相手の印象について聞かれると「3Pシュートがすごく上手なチームで、町田(瑠唯) 選手、宮澤選手を中心に、流れをどんどん変えてくるという印象です。正直、面倒くさいチームだなと思っていますし(笑) 3Pシュートを打たせたくないです。個人的に一番警戒しているのは、宮澤選手でチームの柱ですし、すべての鍵を握っている存在だと思うので、どれだけ抑えることができるかが重要です。マッチアップするのは同期の長岡(萌映子)なので大丈夫かなと思いますが(笑)」と牽制。その言葉を受けて富士通の宮澤は「本当に光栄なコメントですね。私としてもしっかりやりたい気持ちもあるんですけど、まずは宮崎選手のところを止めたいなと思っています。トランジションが速いし、アップテンポなバスケを展開するなと思っていますし、しっかりとしたインサイドもいるバランスがいいチームだなと感じています」と語った。
他方、デンソーの篠原は「内外とバランスよく点を取ってくるというのと、相手の隙をうまく突くなという印象があります。警戒したいのは、(イゾジェ)ウチェ選手のリバウンドとプレーオフで毎年執念を発揮する小池(遥)選手のところは、警戒したいと思います」と相手についてコメント。シャンソン化粧品の佐藤は「デンソーさんはとてもバランスがいいチームですし、どこからでも点を取ってくる印象があります。特に(馬瓜)エブリンさんがシュートを決めたり、いいディフェンスをしたりするとチームの士気がすごく上がるので、警戒したいと思っています」と強調した。
レギュラーシーズンの結果を見ると、富士通とENEOSは2勝2敗と五分。デンソーはシャンソン化粧品に3勝1敗となっている(ユナイテッドカップ決勝ではシャンソン化粧品が勝利)。一発勝負ではないものの、負けたらシーズンが終わるプレーオフを勝ち抜くためには総力戦となる可能性は高い。そこで4選手にベンチスタートとなる中で特に期待する選手を質問。

ENEOS・宮崎は「私が一番期待しているのは、同じ聖カタリナ学園高出身の鈴置(彩夏)選手です。デンソー戦との最後の2試合では、良いところで3Pシュートも決めてくれていますし、思い切ったプレーがチームを救ってくれています。このままプレーオフに臨んでほしいなと思います」と回答。レギュラーシーズン最終週にあったデンソーとの2戦では、ベンチから出場して3Pシュートを高確率で決めて15得点、14得点とマークしている。重圧が高まる中で3Pシュートを射抜くことができるならば、チームにとってより頼もしい存在となる。

続いて富士通・宮澤が挙げたのは宮下希保だ。「内外と両方できる選手ですし、経験もあり、ディフェンスもしっかりできるプレーヤーです。今シーズンは安定したプレーで貢献してくれているので、期待しています」と紹介した。宮下は、今季全28試合に出場し、平均6.39得点、2Pシュート成功率47.13%、3Pシュート成功率30.59%というスタッツだ。試合のどの場面で起用されるのか、またどんなプレーを見せるのか注目したい。

デンソー・篠原は、「正直、ウチは誰がベンチメンバーになるかわからないんですけど」と前置きしたうえで、「最終週の中で選ぶとするなら木村(亜美)選手を挙げたいと思います。彼女は、シーズン序盤はスターターとして出てきて、終盤はベンチからで、役割は大きく変わらないけど、スタートとベンチでは違う中で、うまく対応して終盤やっていたので、そういったところをベンチからになった際は期待したいと思います」。レギュラーシーズンでは出場26試合中20試合で先発だった木村だが、2月からは川井麻衣が先発となってプレータイムをほぼ二分。ラスト4試合中3試合で2桁得点するなどベンチスタートとしてエネルギーをもたらしている。

そしてシャンソン化粧品・佐藤は「白崎(みなみ)選手です。彼女はディフェンスもうまいですし、どこからでも点を取れるプレーヤーですし、先日の富士通さんとの試合でも、彼女がしっかり大事なところで決めてくれていたので、プレーオフでも期待したいと思います」と紹介。白崎は、ドライブ、3Pシュートと爆発力を持つSG。Wリーグ ユナイテッドカップ2024-25ファイナルラウンドの決勝では、優勝に貢献し、ベスト5に選ばれるなど、大舞台でも実力を発揮している。
なおWリーグはタイトルパートナーである京王電鉄株式会社と以下のコラボ企画を実施すると発表している。
(1)「Wリーグ×京王グループ デジタルスタンプラリー」(期間中に、京王グループ対象のお店をめぐってスタンプを集めるデジタルスタンプラリー。スタンプラリーを達成すると、Wリーググッズや京王グループの商品が当たる、はずれなしの抽選会に参加)
(2)「京王グループ店舗を利用して、チケットが当たるチャンス!」(京王グループ対象の店舗で条件を達成した方が、Wリーグプレーオフファイナルのチケットが当たるキャンペーンに応募可能)
(3)「京王線沿線でWリーグ選手によるアナウンス」(京王線飛田給駅での駅構内放送およびトリエ京王調布での館内放送を今年も実施。京王線沿線を彩る広告掲出に加え、大会当日は飛田給駅に特急列車が臨時停車する)
(4)「3月30日、プレーオフセミファイナル パブリックビューイング」(WリーグOG選手 白鞘郁里さん・村山翠さんをゲストに招き、京王線笹塚駅近くにある「e-Create Space AIM SASAZUKA supported by KEIO」でWリーグプレーオフセミファイナルのパブリックビューイングを開催)
(5)「京王スポーツTAMa-GO公式LINE登録者限定プレゼント」(大会当日、会場内「京王ブース」にて京王スポーツTAMa-GO公式LINEを友達追加した方に、Wリーグプレミア各チーム限定動画およびオリジナルステッカーをプレゼント)
■京王電鉄 presents Wリーグプレーオフ 2024-25予定
【セミファイナル】
Wプレミア上位4チームによる2戦先勝方式
開催地:スカイホール豊田(愛知県豊田市八幡町1-20)
【Game1】デンソー アイリス(2位)vs シャンソン化粧品 シャンソンVマジック(3位)
【Game2】富士通レッドウェーブ(1位)vs ENEOSサンフラワーズ(4位)
<2025年3月29日(土)~3月31日(月)>
29日(土)Game1/13:00、Game2/15:30
30日(日)Game1/13:00、Game2/15:30
31日(月)Game1/16:30、Game2/19:00
※第3戦を1試合のみ開催する場合、19:00~
【ファイナル】
セミファイナルの勝者2チームによる3戦先勝方式
<2025年4月5日(土)~14日(月)>
開催地:武蔵野の森総合スポーツプラザ メインアリーナ(東京都調布市西町290-11)
セミファイナル【Game2】の勝者vs セミファイナル【Game1】の勝者
5日(土)14:00
6日(日)14:00
12日(土)15:00
13日(日)14:00
14日(月)19:00
