ウェイド、ガンのため腎臓の一部摘出と告白「人生の中で一番弱気になっていた」

一昨年末にガン組織を摘出したと告白
現地1月30日(日本時間31日)、一昨年に殿堂入りを果たしたドウェイン・ウェイド(元ヒート)が自身のポッドキャスト「The WY Network 」を公開。その中で2023年に腎臓にガンが見つかって腫瘍を摘出したと明かした。
最新のポッドキャストのタイトルは「メンズ・ウェルネス対談+ドウェインが健康への不安を打ち明ける」。NBA引退後は頻繁に検査を受けることはなくなったというウェイドだが、彼の父が前立腺ガンを患っていたこともあり、検査を受けたのだという。医師に対して排尿の問題を打ち明け、全身の検査を行なった結果、「右の腎臓に何かがあることが見つかった」と紹介。医師の勧めもあって、2023年12月18日に手術を受けて、右腎臓のガンを摘出したのだという。
その過程について、ウェイドは「家族は、僕が落ち込んでいる姿を初めて見たと思う。たしかに、手術を受けるまでの時間は人生の中で一番弱気になっていた。男として、家族に弱みは見せたくないけど、そうならざるをえなかった。無事だったことについて神様に感謝しているし、苦しみの中で強さを見つけることもできた」と振り返った。
今回の手術で右腎臓の約4割を失ったというのだから、再び元気な姿を見られたことは幸いである。辛い経験をしたウェイドは、精一杯生きていこうと思った経験だったと語ると、特に男性に向けて健康診断の重要性を説いている。
