月刊バスケットボール1月号

中学(U15)

2025.01.08

白谷が50得点!四日市メリノール学院中が男子3位に[Jr.ウインターカップ]

写真は準々決勝より


四日市メリノール学院中が高い実力を見せつける


1月8日、「Jr.ウインターカップ2024-25 2024年度第5回全国U15バスケットボール選手権大会」男子3位決定戦で四日市メリノール学院中(三重)とLakeForce(滋賀)が対戦。1Q、24-5とスタートダッシュを決めた四日市メリノール学院中はその後も主導権を握って101-38で勝利。#34白谷柱誠ジャックは2試合連続50点を記録した。

今年度全中3連覇を果たした前年王者、四日市メリノール学院中は2回戦から登場。MEIHO EAGLES(大分)に74-30、金沢学院クラブU15(石川)に84-53、adorare(和歌山)に92-41と勝利して準決勝にコマを進めた。その琉球ゴールデンキングスU15(沖縄)戦では、U18男子日本代表の#34白谷が54得点、19リバウンドというスタッツを残したものの、63-80で敗れて3位決定戦に回った。一方、LakeForceは2回戦でB.FORCE愛媛(愛媛)に64-59で勝利すると、アースフレンズ東京Z U15(東京②)を64-61、仙台89ERS U15(宮城)を64-54で退けてベスト4入りしたが、RIZINGS徳島(徳島)に54-75で敗れて本日を迎えた


【Jr.ウインターカップ2024-25】特設ページ

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試合は、四日市メリノール学院中#86青井遙臣の得点からスタート。さらに早い展開から#55鈴木柊矢、#34白谷が連続得点。さらに#57仲見優汰のコーナー3Pシュートと立て続けに決め、開始3分弱で10-0とした。
残り4分を切ったところ、LakeForceは#8小林千晃がリバウンドから初得点。さらに#7鼎大和のレイアップ、#4青木煌桜のフリースローで追加点を奪ったが、着々と点数を伸ばした四日市メリノール学院中の24-5で1Qを終えた。

2Qに入って落ち着きが出てきたLakeForceはリバウンドで善戦。#4青木、#6荒川蒼人の得点に続いて、#17角田康晴、#7鼎が3Pシュートを沈めるなどシュート精度もアップして、四日市メリノール学院中と競り合う。
それでも四日市メリノール学院中は#34白谷が得点にアシストにとコンスタントに貢献。#17鐘ヶ江咲人がアイソレーションからのレイアップ、#55鈴木の速攻、#57仲見のジャンパーなど競り負けることなく得点を重ね、49-22でハーフタイムを迎えた。四日市メリノール学院中は#34白谷は25得点、13リバウンドでけん引。ターンオーバーは四日市メリノール学院中が2、LakeForceが1と共にミスが少ない前半になった。





3Qファーストプレー、四日市メリノール学院中は#86青井がロブパスを上げると#34白谷が空中キャッチしてそのまま得点。会場を沸かせた。続いて#55鈴木がリバウンドから決めて53-23に。LakeForce は#5上野圭登が体勢を崩しながらバスケットカウントを成功させて3ポイントプレー。連続失点を止めたが、その後も四日市メリノール学院中#34白谷のボースハンドダンク、#86青井の連続3ポイントシュートなどで得点を重ねた。結局、78-28で3Qを終えた。



3年生にとっては最後の8分間となる4Q。LakeForce #4青木が右ウイングから3Pシュートを沈めると、その数秒後に四日市メリノール学院中は#34白谷が得点など、疲労も見える中、時間を無駄にすることなく攻防を展開する。このクォーターでもコンスタントに得点する四日市メリノール学院中#34白谷は、50得点を奪ったところでベンチに下がった。

残り2分強、#17鐘ヶ江のシュートで99点目を奪った四日市メリノール学院中は残り4.5秒、#88外池岳がリバウンドから決めて101点に。そのまま101-38で勝利した。

四日市メリノール学院中は、#34白谷が50得点、22リバウンドという驚異的なスタッツを記録。さらに#86青井は4本の3Pシュートを沈めて20得点、#17鐘ヶ江が11得点、#57仲見が10得点を記録。LakeForceは、#4青木が14得点、#5上野が10得点と引っ張った。四日市メリノール学院中はリバウンドで57-32と優位に立ち、2Pシュート成功率は71.2%(37/52)を記録した。







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