月刊バスケットボール11月号

福岡大附大濠が快勝でベスト4、湧川が3P5発で23得点[ウインターカップ]

写真は3回戦より

福岡大附大濠が2年連続24度目のベスト4進出


12月27日、「SoftBank ウインターカップ2024令和6年度 第77回全国高等学校選手権大会」男子準々決勝で八王子学園八王子(東京①)と福岡大附大濠(福岡①)が対戦。前半だけで24点差を付けた福岡大附大濠はその後も主導権を握り続けて79-67で勝利。2年連続24度目のベスト4進出を決めた。


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両チームはU18日清食品トップリーグで対戦。その際は同大会で優勝した福岡大附大濠(福岡①)が勝利したが、74-71と僅差の試合だった。
試合開始直後、#13湧川裕斗の3Pシュート、#14髙田将吾の2Pシュート、3Pシュートと立て続けに決めた福岡大附大濠は開始3分半で10-2という好スタートを切った。タイムアウトを取って流れを絶とうとした八王子学園八王子は、残り6分、#12十返翔里の3Pシュートで久しぶりの得点。#0ニャン・セハ・セダトがリバウンドで存在感を発揮すると#12十返がさらに2Pシュートを沈めるが、福岡大附大濠は#7見竹怜、#13湧川の得点で10点差をキープする。

早々にペナルティーシチュエーションとなったことで、八王子学園八王子はフリースローで得点。そして#14堀澤希、#7平原雄真の3Pシュート、#12十返のジャンパーと得点を重ねたが、福岡大附大濠#13湧川が4本目の3Pシュートをバスケットカウントで成功(1Qだけで15得点)。フリースローも決めて4ポイントプレーにしてチーム30点目をマーク。30-19として1Qを終えた。

スコアが伸びた1Qとは変わり、2Qは開始4分で福岡大附大濠の3-2とディフェンスが目立つ展開になった。先に流れを掴んだのは、福岡大附大濠。#4勝又絆のバスケットカウント、#7見竹のキックアウトから#8渡邉伶音の3Pシュートなどで得点を重ねていく。八王子学園八王子はリバウンド争いで劣勢に立たされ、ターンオーバーも重なり、いい形が作れない。その中で#12十返がアタックして得点につなげたが、福岡大附大濠の51-27でハーフタイムを迎えた。福岡大附大濠は#13湧川が5本の3Pシュートを沈めて20得点とけん引。八王子学園八王子は#12十返が18得点を奪ったが、リバウンドで17-29と劣勢になってしまった。





3Q序盤、八王子学園八王子は得点源の一人、#7平原が4ファウルとなってベンチへ。福岡大附大濠は#4勝又絆、#16本田蕗以が2Pシュート、#11村上敬之丞が3Pシュート。さらに#15サントスマノエルハジメが留学生を相手に好守を見せ、交代メンバーも存在感を発揮した。

#12十返の得点に偏っていた八王子学園八王子だったが、#8ンジャイ・パプンデリ・セクが3ポイントプレー、#5佐藤大愛が3Pシュートで得点と周囲の選手のシュートも決まり出す。この3Qは21-17と上回ったものの、福岡大附大濠の68-48で3Qを終えた。

#10榎木璃旺、#7見竹など4Qに入っても福岡大附大濠はコンスタントに得点を決めていく。一方、エンジンが掛かり始めた八王子学園八王子は#7平原がフリースロー、スティールからレイアップと得点すると、#12十返、#8パプンデリ・セクも続き、残り1分半で14点差まで迫った。さらにバックコートからプレッシャーをかけてターンオーバーを狙う八王子学園八王子。しかし追い上げもここまで。福岡大附大濠が79-67で勝利した。

福岡大附大濠は、#13湧川が3Pシュート5本を決めて23得点。さらに#8渡邉が13得点(10リバウンド)、#4勝又が12得点、#10榎木が10得点をマーク。八王子学園八王子は、#12十返が両チームトップの34得点。さらに#7平原が14得点、#8パプンデリ・セクが10得点(12リバウンド)を記録した。







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