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両者は9月にU18日清食品トップリーグで対戦。その際は1年生ガード、#14中村颯斗による22得点の活躍もあって東山が80-68で勝利している。試合は、東山は#5瀬川琉久の得点からスタート。さらに#11佐藤凪が3Pシュートを沈めるが、藤枝明誠は速い展開から#19野津洸創と#32野田凌吾が得点を重ねた。東山はセットプレーから#5瀬川が3Pシュートを沈めたが、藤枝明誠はトランジションから#32野田のジャンパー、#13渡邊聖の3Pシュート、#39篠原遼太のレイアップと続けて残り5分で15-10とした。

#99ボヌ・ロードプリンス・チノンソがインサイドで存在感を発揮する藤枝明誠は、ボールマンにプレッシャーを掛けていい形を作らせない。そして、#13渡邊の3Pシュート、#99ロードプリンスのバスケットカウントと得点を重ねていく。東山は#5瀬川がフリースローを決めて連続失点を止めたが、藤枝明誠の22-16で1Qを終えた。

2Q、東山は#4松島慎弥がリバウンドに絡んでいくと#5瀬川の得点に続いて、#11佐藤が連続得点。追いつくと、ここからは互いに好オフェンスを展開し、点の取り合いになるが、藤枝明誠の45-40でハーフタイムを迎えた。前半、藤枝明誠は2Pシュートが15/28と高確率で成功。#99ロードプリンスはすでに12得点、13リバウンドをマークした。一方、東山は#5瀬川が19得点、#11佐藤が3Pシュート4本を決めて16得点を記録している。





3Qに入っても、東山は依然として距離のあるシュートを強いられて成功率が上がらない。藤枝明誠は#99ロードプリンスがリバウンドから決めていって、残り5分で57-44とリードを広げた。しかし、これ以上離されたくない東山は#5瀬川が3Pシュートを射抜くと流れを掴む。#11佐藤のジャンパー、#14中村のレイアップと続けて約1分間で8点差にまで迫った。それでも、この3Qも藤枝明誠が21-18と上回り、66-58として3Qを終えた。

早めに追いつきたい東山は#5瀬川、#11佐藤がけん引。リードを縮めようとするが、藤枝明誠は速い展開から#19野津、#13渡邊がすぐに入れ返し、残り6分半で76-65とした。あとがない東山は時間を掛けずに攻め、#5瀬川が3Pシュート、#8小野寺星夢がミドルシュートを成功。残り3分で5点差とした。

さらに残り2分40秒、#6カンダ・マビカ・サロモンがリバウンドから決めて3点差。その14秒後、#5瀬川がフリースローを1本沈めて2点差とした。この直後に、藤枝明誠が痛いターンオーバー。このポゼッションで東山は#11佐藤が左ウイングからロング2Pを決めて80-80と同点に。そして残り時間が1分を切る。



残り26.4秒、藤枝明誠はインバウンズ・プレーで#31金子來樹がバスケットカウント。フリースローは外れてリバウンドを東山が奪取してフロントコートへ展開。左コーナーで#8小野寺が3Pシュートを放ったが、藤枝明誠は走り込んできた#39篠原遼太がブロックで得点を防いだ。それでも残り20.9秒で東山のポゼッションに。#5瀬川がボールを持つと、残り13.1秒にファウルをもらってフリースローに。ここまでフリースロー8/12だった#5瀬川は1本目を外してしまう。2本目は決めたものの、ポゼッションは藤枝明誠に。ここから東山はファウルゲームを展開。藤枝明誠#39篠原はフリースロー2本が決まらず。リバウンドは東山に。センターまで運ぶと#8小野寺がファウルをもらって残り3.9秒、フリースローに。ここで#8小野寺はきっちり2本成功させ、83-82とついに逆転。そのまま逃げ切り、準決勝進出を決めた。

劇的逆転勝利を果たした東山は#5瀬川が40得点、16リバウンドをマーク。さらに#11佐藤が25得点と2人がオフェンスをけん引。藤枝明誠は#19野津が18得点、#13渡邊が14得点、#32野田が10得点をマークした。

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