湧川が25得点、福岡大附大濠が日本航空を下してベスト16進出[ウインターカップ]
2Q一気に引き離した福岡大附大濠
12月25日、「SoftBank ウインターカップ2024令和6年度 第77回全国高等学校選手権大会」男子2回戦で、昨年のインターハイ王者である日本航空(山梨①)とU18日清食品トップリーグ覇者の福岡大附大濠(福岡①)が対戦。2Q33-15としてリードを作った福岡大附大濠が88-64で勝利。3回戦に駒を進めた。

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福岡大附大濠は、#8渡邉伶音がいきなり#23オルワペルミ・ジェラマイアとマッチアップすると、ゴール下で得点。さらにトランジションから#14髙田将吾が決める。一方、日本航空は#30大道一歩が存在感を発揮。フリースロー、ジャンプシュートと得点を奪うと#34久保田楓羽の得点も演出した。さらにターンオーバーを誘って得点したが、残り5分で日本航空の10-8と拮抗した立ち上がりになった。
日本航空は攻防でリズムよくプレーしたもののシュートが決まらず。そんな中、#23ジェラマイアは早くも2ファウルになる。僅差で終盤を迎えたところ、福岡大附大濠は#8渡邉が3Pシュートを成功。20-16で1Qを終えた。
2Q立ち上がり、福岡大附大濠がリバウンドで優勢になると、#13湧川裕斗が3Pシュート、#14髙田がフリースロー3本を決めるなどで一気に35-19までリードを広げる。日本航空は頼みの#23ジェラマイアが2ファウルになったこともあってか、距離のあるシュートが多くなって得点が伸びない。悪いことに残り6分半、#13湧川のレイアップを防いだ際にファウルがコールされてベンチに下がった。2Q終盤は得点の取り合いになったが、このクォーターは福岡大附大濠の33-15。53-31と一気にリードを広げ、ハーフタイムを迎えた。

3Q、巻き返したい日本航空は、#23ジェラマイアが豪快なダンクも見せるが、ファウルトラブルもあってインサイドで存在感を発揮できない。クォーター終盤に来てファウルをもらってフリースロー、さらに速攻を決めたものの、ここまで13得点。#30大道もベンチに下がったこともあって大きく差を詰められず。福岡大附大濠が64-46とリードをキープして3Qを終えた。
18点差を追っての4Q、日本航空はディフェンス強度を高めてリズムを作ろうとするが、スコアラーが揃う福岡大附大濠を簡単には止められず。残り6分で25点差まで広がってしまった。日本航空は#30大道を中心に最後まで攻めたものの、福岡大附大濠が88-64で勝利。3回戦に駒を進めた。
福岡大附大濠は#13湧川が25得点、#8渡邉が16得点(10リバウンド)、#7見竹怜が12得点、#14髙田が10得点と4人が2桁得点をマーク。日本航空は#30大道が25得点、#23ジェラマイアが18得点、10リバウンドをマークしている。

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