Wリーグがアーリーエントリー20選手を紹介、大学在籍選手が人気に
左から高田、舘山、佐藤、アマカ(いずれも白鷗大)
早ければ年明け1月10日以降でプレー披露の可能性
11月27日、Wリーグは20選手が「大樹生命W リーグ2024-25 シーズン」のアーリーエントリー選手になったことを発表した。選手は年明け1月10日以降の公式戦から出場できる。また3名のスタッフもアーリーエントリーとして加わることも同時に発表されている。
Wリーグのアーリーエントリーは、将来の活躍が期待される若手競技者に早期に活動の場を提供することにより、若手選手の育成とリーグの戦力向上を図ることを目的とするもの。アーリーエントリーの定義は、「競技者が申請チームとの雇用契約あるいは入団契約が内定した場合に限り、入社および入団前にエントリー(競技者登録)できる制度」としている。
リストは以下のとおり。20選手の内、高校在籍は渡辺陽美(シャンソン化粧品/三田松聖高)のみ。大学在籍選手が19選手で多数となった。中でも、今季、スプリングトーナメント、オータムリーグ、国民スポーツ大会成年女子の部で優勝を果たしている白鷗大からはオコンクウォ スーザン アマカ(トヨタ自動車)、舘山萌菜(日立ハイテク)、高田栞里(山梨QB)、佐藤多伽子(アランマーレ)と4選手がエントリー。また、そのライバルチームである東京医療保健大からは松本新湖、イベ エスター チカンソ(共に東京羽田)、野坂葵(新潟)と3選手が発表されている。
大学バスケでは11月29日からインカレが、高校バスケでは12月23日からウインターカップが開催される。アーリーエントリーとなった選手たちは、どんな活躍を見せてくれるか、注目したい。
【Wリーグ 2024-25 アーリーエントリー選手・スタッフ】 (計 23 名/11 チーム)
■富士通レッドウェーブ
#0 PG 山田 葵(筑波大)
マネージャー 芦崎 凛(専修大)
■シャンソン化粧品 シャンソン V マジック
#27 PF 渡部 陽美(三田松聖高)
■トヨタ自動車 アンテロープス
#13 C オコンクウォ スーザン アマカ(白鷗大)
■トヨタ紡織 サンシャインラビッツ
#11 PG 日髙 ひかる(大阪体育大)
■日立ハイテク クーガーズ
#11 C ファール アミナタ (日本経済大)
#19 SF 舘山 萌菜 (白鷗大)
#45 PF 粟谷 真帆 (筑波大)
■アイシン ウィングス
#18 PG 木下 菜月(日本経済大)
#22 PF 齋藤 利恵(愛知学泉大)
マネージャー 河村 理佳(福岡大)
マネージャー 寺本 萌花(桜花学園高校)
■東京羽田ヴィッキーズ
#11 PG 松本 新湖(東京医療保健大)
#23 C イベ エスター チカンソ (東京医療保健大)
■山梨クィーンビーズ
#13 SF 高田栞里(白鷗大)
■新潟アルビレックス BB ラビッツ
#7 SF 久井 咲良(山梨学院大)
#11 SF 入澤 楓(江戸川大)
#13 PG 鷲尾 優佑奈(名古屋学院大)
#15 PG 野坂 葵(東京医療保健大)
#22 SF 森田 真衣(名古屋学院大)
■プレステージ・インターナショナル アランマーレ
#11 SF 平岡 奈織(福岡大)
#25 SG 佐藤 多伽子(白鷗大)
■姫路イーグレッツ
#27 PF 木下 風奏(大阪人間科学大)
【表記順】背番号、ポジション、氏名、現所属
【ポジション】PG:ポイントガード、SG:シューティングガード、SF:スモールフォワード、PF:パワーフォワード、C:センター
文/広瀬俊夫(月刊バスケットボール)