月刊バスケットボール1月号

ウインターカップ2024組み合わせ発表、男女共に序盤から注目カード目白押しに

1年間の締めくくりとなる戦いに注目!


11月18日、日本バスケットボール協会は「Softbankウインターカップ2024 令和6年度第77回全国高等学校選手権大会」の組み合わせを発表した。

【表】ウインターカップ2024組み合わせをチェック

男子/昨夏王者・日本航空と福岡大附大濠が2回戦で対戦の可能性


男子の組み合わせから見ていくと、左上の山でシードに入ったのは、インターハイで悲願の初優勝を果たした東山(京都①)。エース瀬川琉久と佐藤凪という強力なバックコートデュオがいて、カンダ マビカサロモンや南川陸斗といった周りを固めるメンバーも充実。期待の1年生である中村颯斗も成長しており、今大会では2冠目を狙う。この山ではインターハイベスト8の藤枝明誠(静岡)が入ったほか、同ベスト8の北陸(福井)が2回戦で激戦区愛知を勝ち上がった桜丘(愛知)と対戦する可能性がある。
続いて左下の山には多くの強豪が集まった。中でも目を引くのが一番下の3校。昨年のインターハイ王者・日本航空(山梨①)と名門・仙台大明成(宮城)が1回戦で対戦し、勝者は、U18日清食品トップリーグで初優勝を果たしたシード校・福岡大附大濠(福岡①)と対戦する。また、この山には関東大会王者の八王子学園八王子(東京①)も振り分けられ、1回戦では実力校の帝京長岡(新潟)と対戦する。こちらも見ごたえある試合となるだろう。

右上の山は、シードに入ったディフェンディング・チャンピオン、福岡第一(福岡②)のほか北信越王者で夏ベスト8の開志国際(新潟①)、東北王者の八戸学院光星(青森)など強豪が揃う。最後、右下の山で注目したいのはシードとなった美濃加茂(岐阜①)だ。インターハイ、U18日清食品トップリーグと連続準優勝と好成績を収めているものの、もちろん狙うは優勝だ。司令塔の深見響敏は「続けて準優勝になりました。今度こそ、頂点に立ちたいです」と闘志を燃やしている。また、この山には夏8強の鳥取城北(鳥取①)も注目の存在になる。






女子/聖和学園vs.桜花学園が1回戦で激突!


続いて女子、左上の山のシードに収まったのはインターハイ、U18日清食品トップリーグと今季2冠でディフェンディング・チャンピオンの京都精華学園(京都①)。同じ山には北信越女王の鵬学園(石川①)もいるが、2年連続3冠を目指し、順調に勝ち上がることができるか?
続いて左下の山に注目したい。最も目を引くのは、夏8強の聖和学園(宮城①)と同16強の名門、桜花学園(愛知)の1回戦だ。姉の友愛(桜花学園)、妹の心愛(聖和学園)と阿部姉妹が対決することになるが、軍配はどちらに上がるか。もちろん、この山のシードである精華女(福岡①)にも注目したい。

右上の山ではインターハイ3位の昭和学院(千葉①)がシードに。さらに強豪の大阪薫英女学院(大阪)も入った。最後、右下の山は、大会序盤で特に注目を浴びそうだ。1回戦で夏3位の東海大付福岡(福岡②)は、確かな戦力を持つ日本航空北海道(北海道①)と対戦。勝利したら、昨年大会に続いてインターハイ、U18日清食品トップリーグでも準優勝となったシードの岐阜女(岐阜①)と対戦する。そして、この山にはインターハイベスト8の慶誠(熊本)も入った。司令塔の岸希、大黒柱のロー・ジョバが核となるチームは、U18日清食品トップリーグでは女王・京都精華学園に金星を上げるなど充実の戦いを見せている。ウインターカップで注目したいチームの一つとなる。

なおチケットについてはAKATSUKI JAPAN plus+ 有料会員先着先行販売が12月2日(月)18:00〜3日(火)23:59まで、一般発売が12月4日(水)18:00から行われる。詳細はhttps://wintercup2024.japanbasketball.jp/ticket/まで










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