河村勇輝、プレシーズン最終戦は2アシスト、明日運命の時を迎える
4Q出場し、2アシストをマーク
現地10月18日、メンフィス・グリズリーズはマイアミ・ヒートとプレシーズンゲーム最終戦で対戦。河村勇輝は4Q残り8分にコートに入り、0得点、2アシスト、2ターンオーバーというスタッツだった。【動画】河村勇輝ヒート戦ハイライトをチェック
エグジビット10契約を交わしてグリズリーズでNBA挑戦中の河村は、現地10月7日のマーベリックス戦でプレシーズンデビュー。その後、ホーネッツ戦、ブルズ戦、ペイサーズ戦でも出場。ペイサーズ戦では最長25分プレーして10得点、7アシストを残している。スコッティー・ピッペンJr.が本契約を結んだことによって生まれた2ウェイ契約1枠を確保するためにも、アピールをしたいプレシーズン最終戦となった。
出番が訪れたのは4Q残り8分3秒。ピッペンJr.と交代でコートに入る。残り6分半、トップでボールを入れるとシュートを防ごうと飛んできたディフェンスを交わして3Pシュート。これはリングに嫌われてしまった。本日、放ったシュートはこの1本のみに。それでも、残り4分半を切ったところで、コート左手からエントリーすると、右ショートコーナー方向にドリブルで進み、ディフェンスを引き付けたところで左ショートコーナーにいたマイルズ・ノリスにパス。3Pシュートが決まって1アシストをマークした。そして残り2分半にもう1本、ノリスの3Pシュートを引き出すアシストを決めている。一方、速攻時のパスなど2本ターンオーバーも出てしまった。
これでアピールの場は終了。5試合でのアベレージは15分出場で3.4得点、4.2アシストというものだった。
果たして河村は2ウェイ契約1枠を確保することはできるのか? NBA各チームは、アメリカ東部時間19日17時(日本時間20日6時)までならノンギャランティー契約を放出することが可能。うまくいけば、このタイミングで2ウェイ契約を勝ち取ることになる。日本人3人目のNBA選手となる切符を手にする吉報を待ちたい。
■河村勇輝プレシーズンゲームスタッツ