岡田大河がASモナコ(フランスリーグLNBプロA)のトップチーム開幕戦でベンチ入り
FIBA U19ワールドカップ2023での岡田大河(写真/©FIBA)
U19男子日本代表の一員として昨年FIBA U19ワールドカップ2023に出場した岡田大河が、日本時間9月21日(フランス現地時間20日)に行われたフランスプロリーグLNBプロAの2024-25シーズン開幕戦で、強豪ASモナコのトップチームのベンチ入りを果たした。対戦相手はサンカンタン。岡田の出場機会はなく、ASモナコは66-68で黒星スタートとなっている。
ASモナコは昨季LNBプロAを制したフランスの王者。ロスターには今夏のパリ2024オリンピックでフランス代表として活躍したマシュー・ストラゼル(日本戦第4Q終盤に河村勇輝のファウルを受けながら3Pショットを決め、ペナルティのフリースローも成功させて試合をオーバータイムに持ち込んだプレーヤー)のほか、ニック・カラテス(ギリシャ代表、パリ2024オリンピック出場)、フルカン・コルクマズ(元NBAフィラデルフィア・セブンティシクサーズ)、ドナタス・モティエユナス(元NBAヒューストンロケッツ他)ら実績を積んだスターが名を連ねている。
次戦はフランス時間29日(日)16時30分(日本時間同日23時30分)からのストラスブール戦。日本時間21日時点ではチーム公式サイトのロスターに岡田の名前はなく、次戦以降にも岡田がトップチームでベンチ入りするかどうかは明らかではない。しかし非常に注目すべき楽しみなニュースだ。
2004年5月23日生まれの岡田は現在20歳のポイントガードで、15歳当時からスペインに渡って修練を積んできた。前述のU19ワールドカップでは日本が戦った7試合すべてで出場機会を得、平均3.7得点に大会全体の7位タイとなる平均3.9アシスト(日本代表内ではチームハイ)を記録して、日本の同大会における史上初のベスト8進出に大きく貢献。その後、2023-24シーズンからASモナコのU21チームに加わっていた。
文/柴田 健(月刊バスケットボール)