月刊バスケットボール1月号

大学

2024.08.11

WUBS2024 DAY2会場に山﨑一渉と菅野ブルースが来場

DAY2の熱戦を見ながらリラックスした笑顔の山﨑(左)と菅野(右) 写真/©月刊バスケットボール

811日にDAY2を迎えた第3WUBSSun Chlorella presents World University Basketball Series=世界大学バスケットボール選手権)の会場に、ラドフォード大の山﨑一渉と7月に千葉ジェッツ入りが発表された菅野ブルースが姿を見せた。2人は2022年の春に仙台大附明成を卒業した同級生。今大会には白鷗大所属の内藤春樹や八重樫ショーン龍ら当時のチームメイトや近しい仲間たちも出場しているとあって、前日に観戦することを決め、旧交を温めたのだという。


昨年の第2回大会にラドフォード大の一員として出場予定だったにもかかわらず、直前の故障離脱で凱旋が思った通りの形でかなわなかった山﨑は、会場の盛り上がりを見て「(WUBSの)こういう環境はすごくいいですね。やっぱりプレーしたいなと思ってしまいます」と少し悔しさの混ざった笑顔を見せた。菅野にDAY1で日本勢が立て続けに敗れてしまったことについて聞くと、「次から切り替えて頑張ってほしいと思っています」とエールを贈っていた。

WUBS2024 DAY1レポート

ワールドカップやオリンピックでバスケットボール熱が高まる中、WUBSで国立競技場代々木第二体育館に沸き起こる歓声を聞けば、山﨑や菅野の世代に対する注目度も高まってきていることは明らか。菅野は「バスケに対する興味が高まっていると感じるので、自分も一渉も頑張っていけたらいいなと思っています」と目を輝かせた。山﨑もコート上で躍動する同年代の選手たちの様子から刺激を受けていた様子で、「若い世代にいい選手がたくさんいるので、自分たちもトップレベルで活躍してバスケットボールを盛り上げていければと思います」と意欲的。ちなみに「4年後(ロサンゼルスオリンピック)は狙いますよね」と聞くと、2人とも「もちろん」と力強く頷いた。

WUBS2024は、11日のDAY2に順位決定戦2試合(ペルバナス・インスティテュート vs 日体大/白鷗大 vs 日本学生選抜)と準決勝2試合(デ・ラサール大 vs 国立政治大/シドニー大 vs 高麗大)が行われ、最終日となる12日(祝・月)のDAY37-8位決定戦、5-6位決定戦、3位決定戦、決勝戦が行われる予定。熱戦の行方に注目しよう。

WUBS2024公式サイト

取材・文/柴田 健 (月刊バスケットボール)

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