月刊バスケットボール8月号

Wリーグ

2024.05.06

Wリーグオールスター2023-2024、宮崎早織がMVP獲得

写真/Wリーグ

2日間に渡って夢の競演が開催!


5月3日、4日と2日間にわたり、豊田合成記念体育館ENTRIO(愛知県稲沢市)にて春日井製菓 presents Wリーグオールスター2023-2024が開催された。Wリーグオールスターはさまざまな趣向を凝らしたイベントが行われる。DAY1はルーキー選手たちによるフレッシュオールスター、さらにWリーグ25周年を記念したGREATEST 25オールスターが開催された。Wリーグ25周年を機に選出された25人の偉大なレジェンドたちが一堂に会してゲームに出場。途中では現役オールスター選手、韓国からゲスト参加のWKBL選手らも援軍として参加しながら和気あいあいのゲーム。そんな中でもレジェンドたちの妙技や、負けん気の強さが随所に垣間見られた。

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グレーテスト25オールスターのMVPに選出された相澤優子さん(富士通/シャンソン)は「このような機会を得られたことはとても幸せなことですし、光栄なことです。(現在は東北学院大のヘッドコーチ)教えている選手たちに見られても恥ずかしくないようにと思ってプレーしていました。いつも押し負けるなと言っているのに、私が負けている姿は見せられないと思い必死でした。ヘッドコーチの中川(文一)さんに『走ってこい』って(現役のころのように)試合に出されたのは、ちょっとおかしいなと」と感想。MIPの大崎佑圭さん(ENEOS)も「会場に来て、控室に入ったとき、自分が見てきたすごい選手たちがいて、ドキドキもしましたし、改めてこの中の一人に選ばれたことの重さを感じました」と感慨深い思いを口にした。そして「当時、連覇が始まったくらいですね。一緒にプレーしたメンバー、大神(雄子/トヨタ自動車HC)さん、吉田(亜沙美/アイシン)さん、渡嘉敷(来夢/ENEOS)、宮澤(夕貴/富士通)とプレーしたときに、フォーメーションやろうって言ったら、すぐにできて、しかもシュートも決まって…」とレジェンドたちは久しぶりのチームプレーを楽しんだ様子だった。



続くDAY2は3Pシュートコンテスト、スキルズチャレンジの決勝。前日にWリーグの選手各8人による予選が行われ、それぞれ上位3人が決勝に進出。この日はゲスト参戦しているWKBLの選手たちとの対戦となった。その結果、3Pシュートコンテストは平下愛佳(トヨタ自動車)が女王に。「地元のオールスターで勝てたのはうれしいです。得点2倍のボールを後の方に配置するなど、作戦がうまくいったかな」と日韓の名手が集うコンテストを勝ち抜いた喜びを語った。
スキルチャレンジはWKBLから参加のキム・ダンビ(ウリ銀行)が優勝。キム・ダンビは「韓国でもやったことのないことで、日本に来てスキルチャレンジで勝つことは想像していなかったのでうれしいです。2分以内でゴールできればと思っていましたが、宮崎(早織)選手よりも速いタイムが出せたので、すごくうれしく思っています。楽しくイベントに参加できました」とコメントした。

そしていよいよメインイベントとなるオールスターゲーム。例年のごとく、選手たち自らファンサービスを織り込みながらゲームを進行。後半にはイゾジェ・ウチェ(シャンソン)が試合中にワンハンドダンクを披露するなど、西軍が優勢に試合を進める。しかし、本気モードに入った第4Qに集中力を発揮した東軍が、2桁差を逆転し勝利を収めた。
MVPには勝負どころで好プレーを見せた宮崎(ENEOS)が獲得。オープニングから甲冑を着てパフォーマンスを見せるなど、高田真希(デンソー)と共に地元オールスターを盛り上げようと、奮闘した馬瓜エブリン(デンソー)がMIP選出された。
「これからも女子バスケを盛り上げていけるよう頑張りたいと思います。オールスターでも積極的に前に出て楽しんでいきたいですし、これからもたくさんの方々に会場に足を運んでいただきたいと思います」と宮崎。「甲冑が着たいと私がお願いしていたので、夢がかないました」と馬瓜。「このオールスターを見て、また、バスケットをやりたいという子どもたちが増えてくれたらうれしいなと思います」と熱い思いを口にした。



今年のオールスターも、選手たち自らが会場の盛り上げ役を買って出て、3000人を超える来場者を大いに喜ばせた。オリンピックで銀メダルを獲得してなお、女子バスケをもっと盛り上げたいという選手たちの思いは、しっかりとファンに届いているだろう。

※所属はシーズン中のもの



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文/飯田康二(月刊バスケットボール)

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