月刊バスケットボール6月号

Bリーグ

2024.04.24

Bリーグ、全クラブにライセンス交付

継続審議の6クラブにライセンス交付決定


4月23日、Bリーグは来シーズンに向けたクラブライセンス 第2回判定結果を明らかにした。判定は先月と今回の2回にわたって行われ、先月発表された第1回判定で継続審議となっていたクラブを対象に、第2回目の審査結果が発表となった。

【表】[B1/B2]2024-25シーズン交付ライセンスサマリーを見る

Bリーグのクラブライセンスは、安定的・持続的な成長と発展、育成、施面、選手環境などをプロリーグとしてふさわしい水準に保つために定められており、B1 ライセンス、B2 ライセンスがある。有効期間は対象シーズンの1年間。継続的にリーグ戦に参戦するには、毎年希望するシーズンの前年11 月までに申請しライセンスの交付を受けることが条件となっている。



今シーズン、B1リーグに所属しているクラブの中で、継続審議となっていたのは三遠ネオフェニックス(財務基準の充足について)とファイティングイーグルス名古屋(施設基準の充足について)の2クラブだったが、今回の判定でB1ライセンスの交付が決定した。

また、同様にB2所属クラブでは、青森ワッツ、山形ワイヴァンズ、神戸ストークス(B1ライセンスを申請)、バンビシャス奈良が、現B3所属ではアースフレンズ東京Z、トライフープ岡山、山口パッツファイブが継続審議となっていたが、すべてのクラブにライセンスが交付された。

Bリーグの島田慎二チェアマンは、経営状況が不安視されていた青森ワッツについて、「クラブをつぶさない」という思いでサポートしてきたことを明かしつつ、「オーナーもこの短期間で決まり、ライセンスも交付できた」と全クラブにライセンスを交付できたことに対し、安堵の思いを口にした。





文/飯田康二(月刊バスケットボール)

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