月刊バスケットボール1月号

Wリーグ

2024.04.12

Wリーグファイナル前日会見、富士通、デンソーが明日から決戦

リーグ1位と2位がファイナルで激突


富士通 レッドウェーブ(リーグ1位)からBT テーブスHC、町田瑠唯、宮澤夕貴が、デンソー アイリス(リーグ2位)からヴラディミール・ヴクサノヴィッチHC、髙田真希、赤穂ひまわりが参加し、「京王presents W リーグプレーオフ 2023-2024ファイナル」前日会見が行われた。

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富士通が勝てば第9回(2007-08)以来2度目、デンソーは初優勝となるが、皇后杯に続いて2冠の可能性がある。今シーズン、両者はリーグ戦では1勝1敗。皇后杯準決勝ではデンソーが85-63で勝利している。
富士通・宮澤は「ディフェンスもオフェンスも強くて隙がない。個々の能力も高いし、それを生かすためにみんなで戦うスマートなチーム。オフェンス・リバウンドも強くて、今年のデンソーは強いなというイメージを持っている」と語ると、デンソー・赤穂ひまわりは「富士通はディフェンスから流れを使って乗り出したら止まらない爆発力があるチームという印象がある。町田選手が起点になって宮澤選手や林(咲希)選手がスリーを決めてくる。全員ですが、町田選手を特に警戒したい」とコメント。また、自チームのキーパーソンという質問に対して、町田(富士通)は「プレイオフに入ってからも成長している」と評価するジョシュア ンフォンノボン テミトペと回答。同じ質問に髙田は「全員が必要ですし、(富士通は)全員で戦わないと勝てない相手」と全員がキーパーソンにならなければならないとした。

さらにファイナルを戦ううえでの、チームのストロングポイントについて、富士通の宮澤が、「爆発力だと思います。やはり3Pシュートが武器で、デンソーさんも止めに来ると思うけど、今年のチームは守られた時でも得点できる」とデンソーのディフェンスを上回れると回答。髙田は「ちゃんとやれれば、自分たちの方が上だと信じている。相手どうこうより自分たちが自信を持てる練習をしてきたので、すべてで上回りたいと思う」とこちらも相手を上回るバスケができると語った。
第1戦は、明日14時から行われる。



■京王presents W リーグプレーオフ 2023-2024<ファイナル>
会場:武蔵野の森総合スポーツプラザ(東京都調布市西町290-11)
試合予定:
第1戦:4月13日(土) 14:00〜
第2戦:4月14日(日) 14:00〜
第3戦(※):4月15日(月) 19:00〜
※1勝1敗担った時のみ行われる
テレビ放送:NHK BS
ネット配信:バスケットLIVE https://basketball.mb.softbank.jp/



文/広瀬俊夫(月刊バスケットボールWEB)

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