月刊バスケットボール6月号

Bリーグ

2024.03.14

Bリーグが今季、来季の昇降格について発表

昇降格ありは今季まで、来季は昇格のみに


3月14日、Bリーグ(公益社団法人ジャパン・プロフェッショナル・バスケットボールリーグ)は、2026 年のB.革新を見据えて2024-25シーズンではB2からB1、B3からB2にそれぞれ2クラブが自動昇格し、降格は行わないことを決定したと発表した。

Bリーグはすでに2026年から本気で世界の頂点を目指す「B.LEAGUE PREMIER」、バスケを国民的スポーツへの発展をけん引する「B.LEAGUE ONE」、次世代を担うクラブが競い、リーグの未来を創る「B.LEAGUE NEXT」と3部制にすることを発表。また2月28日には「B.革新(制度設計)」を公開し、2026-27シーズンからの実施を目指す新構想について(1)戦力(事業力・競技力)の再編により均衡した戦いを提供するためのライセンス基準の引き上げ、(2)競技成績による昇降格を廃止し、ライセンス基準を満たすことで新B1入会の基準となるエクスパンション型リーグへの移行、(3)サラリーキャップ等、アグレッシブな制度設計を革新の3大項目としている。
本日、発表したのは(2)の昇降格について。今季については、B1の年間下位2クラブとB2の年間最終順位上位2クラブ(B1ライセンス有、年間最終順位4位以内)は入れ替えとなる。そして2024-25シーズンについては、B1の降格はなし。B2についてはの年間最終順位上位2クラブ(B1ライセンス有、年間最終順位4位以内)が自動昇格になる。2025-26シーズン、B1は26クラブで戦う。

またB2、B3については、今季終了後はB2の年間下位2クラブとB3の年間最終順位上位2クラブ(B2ライセンス有、年間最終順位4位以内)は入れ替えとなる。そして2024-25シーズンについては、B2の降格はなし。B3については2クラブが昇格となるが、詳細要件はB3内で別途決定としている。2025-26シーズン、B2は14クラブで戦うことになる。

文/広瀬俊夫(月刊バスケットボールWEB)

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