富永啓生、コーチ投票でオールビッグ10チームのセカンドチームに選出
メディア投票でもサードチーム入り!
現地3月12日(日本時間13日)、NCAAのビッグ10カンファレンスは2023-24シーズンのオールビッグ10チームと個人賞受賞者を発表。富永啓生(ネブラスカ大)は、コーチ投票によるオールビッグ10チームでセカンドチームに、メディア投票ではサードチームに選ばれた。
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レギュラーシーズン後に発表になるオールビッグ10のアワード。昨年、富永はメディア投票で特別賞にノミネートされた。そして迎えたネブラスカ大でのラストシーズン、富永は過去3年間でベストとなる14.6得点、2.3リバウンド、1.28アシストというアベレージをマーク。1月9日には当時全米ランク1位だったパデュー大撃破にも貢献した。アワードはカンファレンスのコーチ投票によるものと、メディア投票のものと2種類が発表。富永はコーチ投票ではセカンドチームに、メディア投票ではサードチームに選出され、活躍が評価された。
ネブラスカ大ではフレッド・ホイバーグHCがパデュー大・マット・ペインターHCと共に年間最優秀コーチ(コーチ投票、メディア投票共に)に選出されたほか、リンク・マストがコーチ投票でサードチームに、メディア投票で特別賞にノミネートされている。
今季、ネブラスカ大はレギュラーシーズンを22勝9敗で終了。現地3月13日(日本時間14日)から始まるビッグ10カンファレンス・トーナメントには第3シードとして臨む。トーナメント初戦は現地3月15日(同16日)、インディアナ大対(ミシガン大対ペン州大の勝者)の勝者と対戦。もし勝利してベスト4になったら、イリノイ大対(オハイオ州大対アイオワ大勝者)の勝者と戦うことになる。そこも勝ち上がり、決勝で勝利できれば2014年大会以来となるNCAAトーナメント出場が決まる(推薦枠での出場の可能性も残っている)。
文/広瀬俊夫(月刊バスケットボールWEB)