月刊バスケットボール1月号

NBA

2024.03.13

モズリーHCがマジックとの契約を延長、4年ぶりのプレーオフ進出も迫る

4年ぶりのポストシーズンも見えてきたマジック


現地3月12日(日本時間13日)、オーランド・マジックはジャマール・モズリーヘッドコーチと2027-28シーズンまで延長契約を結んだと発表した。マジックは本日時点でディビジョン暫定1位にいて、4年ぶりのプレーオフ進出が見えてきている。

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モズリーがHCに就任したのは2021年。前年21勝51敗でイースト14位となったマジックの再建を任せられると、一昨季は22勝60敗でイースト最下位に終わったものの、昨季は34勝48敗(同13位)と12勝を上積み。そして今季は、昨季の新人王でNBAオールスター2024に初選出されたパオロ・バンケロ(平均22.8得点)、ドイツ代表としてFIBAワールドカップ2023優勝に貢献したフランツ・バグナーが(平均20.1得点)がけん引。サウスイースト・ディビジョン暫定1位の37勝28敗をマークしていて、2019-20シーズン以来のプレーオフ進出が見えてきている。



契約延長についてジェフ・ウェルトマンバスケットボール・オペレーションズ社長は「ジャマールと彼のスタッフたちは、2021年にチームに来て以来、素晴らしい仕事をしてくれている。彼の準備、仕事に対する姿勢、選手と心を通わせる能力、そして日々の仕事に対する情熱が良い結果をもたらしている。ジャマールが今後何年もマジックを率いてくれることをとてもうれしく思っている」とコメントを発表している。

モズリーはマジックのHCに就任為る前は、ナゲッツで3年、キャバリアーズで4年アシスタントコーチを経験。2023年アメリカ選抜チームのHCとなったほか、2021年のアメリカ選抜チーム、2018年のアメリカ代表代表キャンプのアシスタントコーチも務めている。





文/広瀬俊夫(月刊バスケットボールWEB)

タグ: オーランド・マジック

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