月刊バスケットボール1月号

NBA

2024.03.11

元オールスターガード、35歳トーマスがGリーグで復帰後2戦連続で30点超え

2戦連続で30点オーバー


2021-22シーズンに3チームで22試合に出場して以降、NBAから離れていた35歳のアイザイア・トーマスが、現地3月7日(日本時間8日)にGリーグのソルトレイクシティー・スターズ入り。同日行われたテキサス・レジェンズ戦で32得点、本日行われたスーフォールズ・スカイフォースでも30得点と活躍を見せている。

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ワシントン大出身のトーマスは2011年NBAドラフト2巡目60位指名でキングス入り。得点力とクイックネスで175cmという身長をカバーし、サンズ、セルティックス、キャバリアーズ、レイカーズ、ナゲッツ、ウィザーズ、ペリカンズ、マーベリックス、ホーネッツで約11シーズンプレー。セルティックス在籍時の2015-16、平均28.9得点をマークした2016-17シーズンにはNBAオールスターゲームにも出場している。



スターズ入りは現地3月7日にジャズ提携のスターズが、ナゲッツと提携するグランドラピッズ・ゴールド(2021-22)が持っていた保有権を獲得したことで実現。その後に出演したFanDuelのYouTube動画では、シャムズ・シャラニア記者(「The Athletics」)に対して「私はチャンスを求めて戦っているだけ。コート上でまだ結果を出せることを見せようとしているんだ。でも最も重要なことは、若い選手たちを教えることができるということだ」と語っている。

トーマスと言えば思い出されるのが、昨夏、FIBAワールドカップで活躍する日本代表・河村勇輝(横浜ビー・コルセアーズ)を見て綴った投稿だ。フィンランド戦では「見事だった! 彼が支配していたね。同じスモールガードとしてだから団結しないとな」とポスト。さらに五輪出場権を決めたカーボベルデ戦では、河村の3Pプレーの動画をリポストして「見覚えがあるな」と自分のムーブに似ていると投稿していた。






文/広瀬俊夫(月刊バスケットボールWEB)

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