月刊バスケットボール1月号

男子日本代表アジア杯予選直前合宿メンバー22名発表、河村勇輝や富樫勇樹などW杯メンバーから10名

2月22日にグアム、25日に中国と対戦


1月31日、公益財団法人日本バスケットボール協会は、FIBAアジアカップ2025予選Window1(グアム・中国戦)に向けて2月12日より男子日本代表(FIBAランク26位)の直前合宿を実施すると発表。河村勇輝(横浜BC)や富樫勇樹(千葉J)、ジョシュ・ホーキンソンなど22名の直前合宿招集メンバーを発表した。昨年9月に帰化したジョシュ・ハレルソン(佐賀)、阿部諒(仙台)は初招集となったほか、18歳の川島悠翔(NBAグローバルアカデミー)も招集となっている。

【表】2023年度男子日本代表FIBAアジアカップ2025予選Window1直線合宿招集メンバーをチェック

男子日本代表は東京・有明コロシアムにて2月22日(木)にグアム代表(同76位)と、2月25日(日)に中国代表(同29位)と対戦する。味の素ナショナルトレーニングセンターで行われる今回の合宿は、その試合に向けてのもの。昨年夏のワールドカップ2023出場メンバーから10名、昨秋のアジア競技大会出場メンバーから4人が招集されていて、ハレルソン、阿部が初招集。さらに三谷桂司朗(広島)は2023年2月のディベロップメントキャンプ以来となった。最年少はアジア競技大会でもプレーした川島になっている。



208cmのビッグマン、ハレルソンはアメリカ出身ミズーリ州セントチャールズ出身。ケンタッキー大で3年間プレーするとアーリーエントリー。ホーネッツから2011年NBAドラフト2巡目45位指名を受けると直後にニックスにトレードに。ルーキーシーズンをニックスで過ごすと、2季目はヒートで、3シーズン目はピストンズに所属。NBAでは75試合に出場している。またこの期間にはプエルトリコや中国、ラトビアなど外国でもプレーした。2016年に大阪入りするとその後SR渋谷、福島に所属。今季は佐賀で29試合中28試合にスターター出場し、9.5得点、8.9リバウンド、2.0アシストのアベレージを残している。3Pシュートも放てるレンジの広さも魅力である。

阿部は確かなディフェンスが特徴のSG。今季はスティールで5位となる1.6本をマークしているほか、アシスト部門でも4.6本のアベレージを残してリーグ4位となっている。



FIBAアジアカップ2025 予選 (Window1)

[日程・対戦]
(1)2024年2月22日(木)19:05ティップオフ/vs 男子グアム代表チーム(76位)
(2)2024年2月25日(日) 14:00ティップオフ/vs 男子中国代表チーム(29位)
※カッコ内はFIBAランキング(2023年9月10日現在)
会 場:有明コロシアム(東京都江東区)
※各グループの上位2チームが、FIBAアジアカップ2025に出場が確定。3位のチームは、2次ラウンドで2グループ3チームずつに分けられ総当たりを行い、各グループ上位2チームが、FIBAアジアカップ2025への出場が確定。(合計16チーム)
[放送・配信]
(1)2024年2月22日 (木) 18:58~ 日本vs. グアム/BS日テレにて生放送
(2)2024年2月25日 (日) 13:55〜 日本vs. 中国/テレビ朝日系列にて生放送
DAZNおよびTVerにて生配信
特設サイト:https://fibabasketballasiacup2025-qualifiers.japanbasketball.jp/

【ラウンド1 組み合わせ】
グループA:タイ、オーストラリア、韓国、インドネシア
グループB:チャイニーズ・タイペイ、香港、フィリピン、ニュージーランド
グループC:中国、グアム、日本、モンゴル国
グループD:イラク、ヨルダン、パレスチナ、サウジアラビア
グループE:イラン、カザフスタン、インド、カタール
グループF:バーレーン、シリア、レバノン、アラブ首長国連邦



文/広瀬俊夫(月刊バスケットボールWEB)

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