レブロン、カリー、デュラントら豪華メンバーずらり、パリ五輪に向けてアメリカ代表候補41名が発表に
東京2020オリンピックで金メダルと獲得したデュラント(写真中)とリラード(写真左)
パリ五輪に向けて男子アメリカ代表候補41名が発表
1月24日、USAバスケットボールは2024年の男子アメリカ代表候補41名を発表。昨年9月、レブロン・ジェームズ(レイカーズ)がステフィン・カリー(ウォリアーズ)、ケビン・デュラント(サンズ)らを誘ったとニュースになったが、豪華スターたちがズラリと並ぶリストになった。パリ五輪メンバー12名は後日発表するとしている。
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USAバスケットボールのマネージングディレクターを務めるグラント・ヒルは、「アメリカは信じられないほどの才能を持っている。バスケのスーパースターたちが我が国代表として2024年夏季オリンピックに参加したいと表明してくれたことに感激しています。再びオリンピックの表彰台の頂点に立つという目標に向けて、メンバーを選べるのは光栄なこと。挑戦的なプロセスは、これから数ヵ月続いていきます。代表チームの活動が始まるのを心待ちにしています」とコメントを発表している。
リストには冒頭で名前を挙げたジェームズ、カリー、デュラントのほか、デビン・ブッカー(サンズ)にアンソニー・デイビス(レイカーズ)、ジョエル・エンビード(シクサーズ)、ポール・ジョージ(クリッパーズ)、ジェームズ・ハーデン(クリッパーズ)、カイリー・アービング(マーベリックス)、カワイ・レナード(クリッパーズ)、デイミアン・リラード(バックス)、ドノバン・ミッチェル(キャバリアーズ)、クリス・ポール(ウォリアーズ)、ジェイソン・テイタム(セルティックス)、トレイ・ヤング(フォークス)など“バスケのスーパースターたち”たちがズラリと並んでいる。
今後、アメリカ代表はオリンピックに向けて、ラスベガスでトレーニングキャンプ(日程は後日発表)を行い、7月10日にT-モバイル・アリーナ(ラストベガス)でカナダ代表とエキジビションゲームで対戦。さらにロンドンのO2アリーナでも7月20日に南スーダン代表と、7月22日にはワールドカップ2023覇者のドイツ代表と強化試合を行うと発表している。
オリンピックでは、プロ出場が解禁となった1992年のバルセロナ大会から8大会中7大会で優勝(2004年アテネ大会は銅メダル)。今回のリストでは、バム・アデバヨ(ヒート)、デビン・ブッカー(サンズ)、ジミー・バトラー(ヒート)、アンソニー・デイビス(レイカーズ)、デュラント、ジョージ、ハーデン、ホリデー、アービング、ジェームズ、リラード、ポール、テイタムがオリンピックでの金メダルを経験している。一方でワールドカップでは2019年中国大会(7位)に続いて、日本も開催国になった2023大会でも4位になって2大会連続でメダルを失う結果に。その大会直後の昨年9月にはジェームズがパリ五輪出場に意欲的でステフィン・カリー(ウォリアーズ)やケビン・デュラント(サンズ)らに一緒に出ようと声をかけたと報道が出ていた。
文/広瀬俊夫(月刊バスケットボールWEB)
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