京都精華学園中は同点で迎えた3Q流れを掴む

1月7日、「京王 Jr.ウインターカップ2023-24 2023年度第4回全国U15バスケットボール選手権大会」男子準決勝で、全中ベスト4の京都精華学園中(京都)とサンロッカーズ渋谷U15(東京①／以下SR渋谷)が対戦。同点で迎えた3Q、京都精華学園中が堅守速攻を見せてリードを作ると58-50で逃げ切り。初の決勝進出を決めた。


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SR渋谷は時間を使って攻めると京都精華学園中は早い展開で攻めていく。京都精華学園中は#16今西大良の連続得点でスタート。SR渋谷は#21岸歩武がリバウンドから初得点を奪う。京都精華学園中はバックコートからプレッシャーをかけてミスを引き出すと、#77佳咲凱雅がディフェンスを交わしてレイアップを成功。しかし、SR渋谷も#11磯崎陽向が粘って3Pプレーにするとインサイドで好守を見せるなど序盤から見応えあるプレーが続く。クォーター終盤、SR渋谷は#11磯崎、#29岡部夏大の連続得点で同点に。12-12と同点で1Qを終える。

2Q開始直後、京都精華学園中は#22松崎大地が3Pシュートを沈めるが、直後にSR渋谷は#21岸が3Pシュートを決め返すと、好守から#47山野井皓、#10田中麗斗、#21岸が連続して得点。開始2分で7点リードを作る。ここで京都精華学園中がタイムアウトを取るとアップテンポな展開に。京都精華学園中は#16今西大良がドリブルでインサイドに入って得点し、#55善山奏介が3Pシュートを成功。SR渋谷は#72鏑木捺貴が3Pシュートをを射抜き、#21岸もゴール下から決める。なかなか点差が縮まらなかったが、京都精華学園中は終盤に#35山崎燦吾の3Pシュート、#55善山の連続得点で残り13秒で31-29と逆転。それでもSR渋谷は#21岸がブザービーターを決めて31-31でハーフタイムを迎えた。


SR渋谷U15#21岸歩武

3Q開始3分で得点は京都精華学園中の#24西垣のシュートとフリースロー1本のみとディフェンスが目立つ展開に。SR渋谷は#21岸の3Pシュートで同点にするが、京都精華学園中は早い展開から#35山崎、#55善山が得点につなげて4点のリードを作る。追いつきたいSR渋谷だが、ディフェンスに苦しんでターンオーバーが増えてしまう。京都精華学園中は#22松崎の3Pシュート、#55善山の2Pで追加点。SR渋谷は#10田中のシュートで連続失点を止めたが、京都精華学園中の43-36とリードを作って3Qを終えると、4Q序盤に連続得点をあげて12点差まで広げる。

しかしSR渋谷も粘り強さを見せる。タイムアウト後、ディフェンス強度が上がると#11磯崎、#21岸が連続得点。44-48まで迫る。
それでも京都精華学園中は#35山崎、#16今西らが得点。残り2分半で55-48とする。SR渋谷は#47山野井のシュートで詰めると、バックコートからプレッシャーをかけてスティールに成功。攻撃に転じたが、#10田中の3Pシュートはリングに弾かれてしまう。その後、ファウルゲームを展開したが奏功せず。58-50で京都精華学園中が勝利し、初の決勝進出を決めた。明日の決勝(11:30開始予定)で対戦する四日市メリノール学院中(三重)とは昨夏の全中準決勝で対戦し、48-70で敗れている。

京都精華学園中は#55善山が14得点、#16今西が13得点15リバウンド、#22松崎が12得点、#35山崎が10得点と4人が2桁を記録。SR渋谷は#21岸が17得点、#13磯崎が13得点をマークしている。


SR渋谷U15#11磯崎陽向

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京王 Jr.ウインターカップ2023-24 
大会正式名称：2023年度第4回全国U15バスケットボール選手権大会／U15 JAPAN BASKETBALL CHAMPIONSHIP 
■開催期日：2024年1月4日(木)〜8日(月・祝)
■会場：武蔵野の森総合スポーツプラザ (東京都調布市西町290-11) 
■出場校:男女各52チーム、計104チーム (予定) 
■大会方式:トーナメント戦によるノックアウト方式 
■放送・配信:試合ライブ配信予定、バスケットLIVE：https://stn.mb.softbank.jp/y1j4h