月刊バスケットボール6月号

中学(U15)

2024.01.07

【Jr.ウインターカップ2023-24】四日市メリノール学院中が先発5人が2桁得点、初の決勝進出で2冠に王手

四日市メリノール学院中のキャプテン#21中村颯斗



四日市メリノール学院中は先発5人全員が2桁得点


1月7日、「京王 Jr.ウインターカップ2023-24 2023年度第4回全国U15バスケットボール選手権大会」男子準決勝、香川全中チャンピオンで昨年ベスト4の四日市メリノール学院中(三重)とGYMRATS(静岡)が対戦。スコアラーが揃う四日市メリノール学院中は、1Qから素晴らしいオフェンスを見せてリードを作ると主導権を握ち続けて81-49で勝利。初の決勝進出を決めた。


【Jr.ウインターカップ2023-24】特設ページ(日程・出場校&選手名鑑・トーナメント表)


四日市メリノール学院中はキャプテン#21中村颯斗の3Pシュートで先制。GYMRATSは好守から#0佐藤凰臥、#45山本颯柊が連続して決める。GYMRATSはターンオーバーをから得点につなげていくがが、四日市メリノール学院中は素早いパス回しから#82藤原弘大がコーナー3P、さらに#21中村の4Pプレーと効率よく得点。リードを作っていく。GYMRATSはオフェンス・リバウンドを奪っていくが、得点につながらず。四日市メリノール学院中はさらに#21中村が3本目の3Pシュートを沈めて10点差に。さらに#11櫻井照大の速攻、#61本田蕗以の3Pシュートで追加点。24-11と四日市メリノール学院中がまずリードを作る。

2Q、準々決勝で36得点と爆発した#0佐藤のシュートに続いて、#17松葉翔太郎が3Pプレー。GYMRATSのリズムが良くなると#1ヒュリング海が3Pシュートで、#45山本、#0佐藤も続くなど、開始4分はんで15-2として4点差まで迫る。しかし、残り3分を切ってから四日市メリノール学院中が猛攻。#11櫻井、#61本田、#82藤原が連続得点。再び2桁差に戻すと#34白谷柱誠ジャック、#61本田、#21中村が早い展開から決めて42-22。20点差を付けてハーフタイムを迎えた。



反撃のきっかけを掴みたいGYMRATSは、オープンを作り、積極的にシュートを放っていくと#17松葉、#0佐藤、#45山本が得点。流れを掴んだかに見えたが、四日市メリノール学院中に動揺はなし。プレッシャーをかけてターンオーバーを引き出していくと、#21中村、#82藤原、#61本田がレイアップを決め、58-32とさらにリードを広げて3Qを終える。

4Q、GYMRATSは#0佐藤が果敢にゴールにアタック。レイアップ、そしてファウルをもらってフリースローで得点を重ねる。それでも四日市メリノール学院中は#82藤原、#34白谷、#61本田が代わる代わるシュートを決めていく。残り3分を切ったところ、#21中村の3Pシュートで73-41に。大差が付けられた中、GYMRATSは#17松葉、#0佐藤、#45山本が最後までゴールにアタック。得点につなげたが、四日市メリノール学院中が81-49で勝利。明日の決勝(11:30開始予定)では、このあと行われる京都精華学園中学校(京都)対サンロッカーズ渋谷U15(東京①)の勝者と対戦する。

四日市メリノール学院中は#21中村が21得点、#34白谷が16得点10リバウンド、#82藤原が14得点、#11櫻井が13得点、#61本田が11得点とスターター5人が2桁得点。GYMRATS は#0佐藤が21得点、#17松葉が16得点とチームを引っ張った。







京王 Jr.ウインターカップ2023-24 
大会正式名称:2023年度第4回全国U15バスケットボール選手権大会/U15 JAPAN BASKETBALL CHAMPIONSHIP 
■開催期日:2024年1月4日(木)〜8日(月・祝)
■会場:武蔵野の森総合スポーツプラザ (東京都調布市西町290-11) 
■出場校:男女各52チーム、計104チーム (予定) 
■大会方式:トーナメント戦によるノックアウト方式 
■放送・配信:試合ライブ配信予定、バスケットLIVE:https://stn.mb.softbank.jp/y1j4h


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