月刊バスケットボール6月号

中学(U15)

2024.01.04

【Jr.ウインターカップ2023-24】全中準V倉敷市立南中が実践学園中とのディフェンス合戦を制す

倉敷市立南中#23山根 凛



倉敷市立南中が難しい試合に勝利


1月4日、「京王 Jr.ウインターカップ2023-24 2023年度第4回全国U15バスケットボール選手権大会」男子1回戦、香川全中準優勝の倉敷市立南中(岡山)が実践学園中(東京2)と対戦。互いに激しいディフェンスを展開し、ロースコア・ゲームとなったが、倉敷市立南中が後半競り勝って39-28で勝利。2回戦に駒を進めた。


【Jr.ウインターカップ2023-24】特設ページ(日程・出場校&選手名鑑・トーナメント表)


#30石川大雅のレイアップで先制した倉敷市立南中は強烈なプレッシャーをかけていくが、実践学園中も慌てず。#11大屋夢叶のプルアップジャンパーで初得点すると、高さを生かして守っていく。その中で倉敷市立南中は#15山本敬介が勘の良さを見せてオフェンス・リバウンドを連続して奪って得点。まずは先手を取る。実践学園中はディフェンスに苦しんでインサイドに入れず。それでも#4田中柚稀がミドルシュートを決めると、#15山本権真もリバウンドから得点したが、#3益本隆正の3Pシュート、#30石川のミドルシュートで得点を伸ばした倉敷市立南中の18-14で1Qを終えた。

激しいディフェンスの応酬となった2Q、開始5分で得点は実践学園中の#5大瀧稜真がインサイドのフリースロー2本のみに。倉敷市立南中は残り3分を切ったところで#15山本がフィールドゴールを決めてクォーター初得点を奪うと、終了間際に#34廣田翼がフローターを奪い、倉敷市立南中の22-16(2Q4-2)でハーフタイムを迎えた。


実践学園中#4田中柚稀

後半に入っても互いのディフェンスが目立つ展開に。その中で倉敷市立南中は#30石川がレイアップから、#34廣田がリバウンドから、実践学園中は#5大瀧がリバウンドから、#4田中がミドルシュートから得点していく。
残り3分、倉敷市立南中は#23山根凛が右コーナーから3Pシュートを成功。実践学園中は#5大瀧のフリースロー、倉敷市立南中#34廣田が左ショートコーナーからミドルを沈めて9点差に。しかし、実践学園中は#4田中が終了直前に決めて7点差に。このQは9-9と互角の状況が続いて倉敷市立南中の31-25で4Qを迎えるが、またも開始2分無得点という状況に。ここで倉敷市立南中は#3益本が活躍。クォーター初得点となるレイアップを決めると、残り4分44秒には左コーナーから3Pシュートを成功。36-25とついに2桁リードを奪う。。

実践学園中は、#5大瀧のリバウンドから早い攻撃につないで#4田中が3Pシュートを成功。8点差とすると3Pシュートで活路を見出そうとするが、リムに嫌われてしまって万事休す。フリースローで追加点を奪った倉敷市立南中が1度もリードを許すことなく39-28で難しい試合を制した。明日の2回戦(Cコート14時試合開始予定)ではDARK RED CRABS U15(福井)と対戦する。

倉敷市立南中は#3益本が12得点、#30石川が11得点、#15山本が10リバウンドと活躍。実践学園中は#4田中が14得点をマークした。両チーム合わせてターンオーバーは38。2本多かった実践学園中だが、2Pシュート成功率40%(12/30)をマーク。実践学園中(8/42で19%)より高確率で決めたことが勝利につながった。


倉敷市立南中#34廣田 翼




京王 Jr.ウインターカップ2023-24 
大会正式名称:2023年度第4回全国U15バスケットボール選手権大会/U15 JAPAN BASKETBALL CHAMPIONSHIP 
■開催期日:2024年1月4日(木)〜8日(月・祝)
■会場:武蔵野の森総合スポーツプラザ (東京都調布市西町290-11) 
■出場校:男女各52チーム、計104チーム (予定) 
■大会方式:トーナメント戦によるノックアウト方式 
■放送・配信:試合ライブ配信予定、バスケットLIVE:https://stn.mb.softbank.jp/y1j4h 


写真=月刊バスケットボール

タグ: Jr.ウインターカップ2023-24

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