月刊バスケットボール6月号

中学(U15)

2024.01.04

【Jr.ウインターカップ2023-24】全中準Vメンバーが活躍、宮崎・三股 RED WINGSが快勝で2回戦へ



高い得点力で三股 RED WINGSが先行逃げ切り


1月4日、「京王 Jr.ウインターカップ2023-24 2023年度第4回全国U15バスケットボール選手権大会」女子1回戦、香川全中2023で準優勝となった三股町立三股中のメンバーを主体とする三股 RED WINGS(宮崎)と西予オールスターU15(愛媛)が対戦。高さを生かしてリードを奪った三股 RED WINGSが74-45で勝利。2回戦に駒を進めた。



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試合開始から早い展開で攻めていく両者だったが、まずいいオフェンスを見せたのは三股 RED WINGS(以下三股RW)。高さで勝る#10小田陽夏子、#4小玉愛莉がインサイドで得点すると素早いパス回しからオープンを作って#6浅利蕾が3Pシュート、さらにスティールから速攻を決めて連続得点。#10松下遥希のフリースローでの得点のみとなった西予オールスターU15(以下西予AS)に、残り4分半で15-1とリードを奪う。その後もトップからインサイドに入れてシュート、さらにアウトサイドでパスを回して3Pシュートと三股RWが追加点を奪っていく。ディフェンス・リバウンドを着実に奪う西予ASは残り2分半、キャプテンの#4玉井杏樹が一人で持ち込んでレイアップを決めると、#6野村玲夏がプルアップジャンパーを決めるなどいい攻撃を見せる。それでもシュートの精度で勝る三股RWが25-6として1Qを終えた。


西予オールスターU15#4玉井杏樹

2Q、西予ASの緊張が解けていく。#4玉井が連続得点をあげると#6野村もゴールにアタックしてフリースローで追加点。その後も、#4玉井を軸に攻撃し、三股RWと一進一退の攻防を繰り広げる。それでも三股RWはクォーター終盤、オフェンス・リバウンドで強さを発揮。セカンドチャンス、サードチャンスを作っていくと#15徳重心晴、#13和田すず乃が3Pシュートを射抜くなどロングレンジでも得点し、39-15としてハーフタイムを迎えた。

3Q、西予ASは#6野村、#4玉井、#10松下がブレークから連続して得点。しかし、三股RWは#4小玉、#15徳重がミドルでのシュート力を披露して、20点差をキープする。中盤、西予ASは何本ものスティールを見せるが三股RWは速攻を許さず。点差が縮まらない。それでも西予ASは#6野村が3Pシュートを沈めたが、三股RWは#6浅利、#4小玉、#5蔵満莉緒が追加点。51-30で3Qを終えた。

三股RWは4Q、#6浅利、#5蔵満、#9有田理沙子が3人で3Pシュート4連発。ターンオーバーが増える西予ASに対してリードを30点差に広げる。西予ASはパスからオープンを作ると#10松下の得点。さらに#4玉井が3Pプレー、#8片岡心がレイアップを決め、#9三原麻央、#6野村がファウルをもらってフリースローを決めるなど最後まで攻めたが、三股RWが74-45で勝利。明日の2回戦(Aコート9:30開始予定)では、全中ベスト16の松蔭中(大阪1)と対戦する。

三股RWは#10小田が20得点9リバウンド、#4小玉が13得点、#15徳重 が11得点、#6浅利が10得点をマーク。西予ASは#4玉井が16得点8リバウンド、#6野村が15得点、#10松下が10リバウンドでチームを引っ張った。







京王 Jr.ウインターカップ2023-24 
大会正式名称:2023年度第4回全国U15バスケットボール選手権大会/U15 JAPAN BASKETBALL CHAMPIONSHIP 
■開催期日:2024年1月4日(木)〜8日(月・祝)
■会場:武蔵野の森総合スポーツプラザ (東京都調布市西町290-11) 
■出場校:男女各52チーム、計104チーム (予定) 
■大会方式:トーナメント戦によるノックアウト方式 
■放送・配信:試合ライブ配信予定、バスケットLIVE:https://stn.mb.softbank.jp/y1j4h 


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