月刊バスケットボール6月号

大学

2023.12.07

【インカレ2023】[男子]早稲田大が2回戦進出、京都産大の猛追を退ける


早稲田大は明日、関東8位・中央大と対戦


12月7日、「第75回全日本大学バスケットボール選手権大会」(インカレ2023)大会6日目。男子もいよいよ決勝トーナメントが開始となり、早稲田大(関東13位)と京都産大(関西2位)が1回戦で対戦。試合開始から拮抗した展開になった試合、早稲田大は2桁リードから2点差まで責められたが87-82で辛くも勝利し、2回戦に駒を進めた。

【動画】早稲田大・下山のバスカン&京都産大・宇都宮の速攻をチェック

試合序盤からフィジカルなディフェンスの応酬に。早稲田大は#18岩屋頼、#4城戸賢心のレイアップで、京都産大は#9宇都宮陸がユーロステップからのレイアップ、#24アジャイ アーノルドがリバウンドから決めて一進一退の攻防が繰り広げられる。
203cmの#24アーノルドがインサイドにいることもあって、なかなかゴール近くでシュートが放てなかった早稲田大に対して、京都産大は#34藤原瞭我が3Pシュートにミドルシュートで得点。早稲田大は#6三浦健一がクイックネスを生かしてのレイアップ、ロング2Pを決めたが、京都産大の18-16で1Qを終える。



入れられたら取り返す。2Qに入っても拮抗した展開が続いたが、京都産大が先にリードを作る。203cm#10ヒシグバータル オーギルがポストプレーから決めると、オープンになった#3小林裕斗が連続して3Pシュートを成功。残り5分で36-30となる。しかし、一気に引き離すことはできず。早稲田大は逆に早い展開から#18岩屋、#0下山瑛司が得点につなげて1点差にすると、#6三浦のフローターで逆転。42-39としてハーフタイムを迎えた。


京都産大#9宇都宮陸

3Q、早稲田大は#3高田和幸、#13星川堅信が連続得点。引き離しにかかるが、京都産大は#24アーノルド、#9宇都宮らの得点で逆に差を詰めていって残り5分で53-53と同点に。早稲田の#3高田が決めれば、京都産大は#24アーノルドが決める。またも見応えある攻防が展開され、早稲田大の64-63で4Qを迎えた。

早稲田大は4Q中盤にかけて#22飯島慶記のバスケットカウント、#3高田の3Pシュート、#18岩屋のフリースローで得点。リードを広げると残り4分半には79-69と2桁差にする。しかし、京都産大もあきらめない。#34藤原の連続得点、#0島村亜留の速攻で残り2分弱で80-84に。さらに相手ターンオーバーから#24アーノルドがポストプレーで決めて2点差まで迫る。しかし、捉えることはできなかった。早稲田大は最後にフリースロー、速攻で追加点を奪って87-82。辛くも勝利した。

接戦をものにした早稲田大は明日12月8日(金)15時半から行われる決勝トーナメント2回戦で中央大(関東8位)と対戦する。




■全96試合LIVE/見逃し配信『バスケットLIVE


大会名:第75回全日本大学バスケットボール選手権大会(インカレ2023)
主催:公益財団法人日本バスケットボール協会/一般財団法人全日本大学バスケットボール連盟
共催:一般社団法人大学スポーツ協会
特別協賛:三菱電機株式会社
大会期間:2023年12月2日(土)~10日(日)、16日(土)、17日(日)
会場:国立代々木競技場第二体育館(東京都渋谷区神南2-1-1)、大田区総合体育館(東京都大田区東蒲田1-11-1)、エスフォルタアリーナ八王子(東京都八王子市狭間町1453-1)、太田市総合体育館(OPENHOUSEARENAOTA/群馬県太田市飯塚町1059)
参加チーム:男女各40チーム(計80チーム)
配信:バスケットLIVE



写真=中村麻衣子(月刊バスケットボール)、文/広瀬俊夫(月刊バスケットボールWEB)

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