精度の差で3Qに一気にリードを広げた広島大

12月5日、「第75回全日本大学バスケットボール選手権大会」(インカレ2023)男子2日目(大会4日目)。東京・大田区総合体育館で広島大(中国2位/大会初戦)と名古屋経済大(東海4位/0勝1敗)がグループステージで対戦し、90-68で勝利した。

【表】男子グループH星取表をチェック

試合開始から3Pシュート合戦に。名古屋経済大は#99イマグベ ジェレマイア 一臣の3Pシュートで先制。さらに#22竹内颯汰、#6澤口翔も決めていく。対する広島大は#11三村力斗が試合開始から絶好調。3Pシュートを3発、さらにフリースローで開始11点すべてを奪うと、#51大福谷和馬もロング2Pを決めて開始4分で13-9とする。
昨日仙台大(東北1位)に51-76で敗れて後がない名古屋経済大は、ボールマンに強烈なプレッシャーをかけてミスを誘うと#23根緒晃太、#63安藤聖、#52小寺樹が3Pシュートを射抜き、21-20で1Qを終える。



2Qに入ると互いにゾーンディフェンスを展開。その中で名古屋経済大は#6澤口が3Pシュート、#32大竹就斗、#52小寺がミドルシュートを決め、広島大は#14稲田隼輝の3Pシュート、#17井上学のレイアップで追加点を奪っていく。残り3分で29-29、同点でクォーター終盤に突入するとブレークから#11三村力斗、#15髙木翔真が得点につなげた広島大が39-35としてハーフタイムを迎えた。

広島大は#14稲田の3Pシュート、名古屋経済大は#99イマグベの3Pシュートで3Qはスタート。名古屋経済大のシュート成功率が下がってきたのに対して、広島大は#17井上、32川畑、#34岩田希巳、#15髙木が得点につなげていき、57-43とリードを広げて3Qを終えた。

早めに差を詰めたい名古屋経済大は4Q、バックコートからプレッシャーをかけてターンオーバーから#22竹内の3Pシュート、#52小寺のフローターなどで得点。しかし、広島大は#15髙木、#11三村、#14稲田がドライブから得点し、残り5分で73-53とリードを保つ。その後もスコアを伸ばしていった広島大が90-68で大会初戦をものにした。

広島大は明日12月6日15:30〜、決勝トーナメント進出をかけて仙台大と対戦する。

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大会名：第75回全日本大学バスケットボール選手権大会（インカレ2023）
主催：公益財団法人日本バスケットボール協会/一般財団法人全日本大学バスケットボール連盟
共催：一般社団法人大学スポーツ協会
特別協賛：三菱電機株式会社
大会期間：2023年12月2日(土)～10日(日)、16日(土)、17日(日)
会場：国立代々木競技場第二体育館（東京都渋谷区神南2-1-1）、大田区総合体育館（東京都大田区東蒲田1-11-1）、エスフォルタアリーナ八王子（東京都八王子市狭間町1453-1）、太田市総合体育館（OPENHOUSEARENAOTA/群馬県太田市飯塚町1059）
参加チーム：男女各40チーム（計80チーム）
配信：バスケットLIVE