【インカレ2023】[男子]九州1位・日本経済大がディフェンスから好機を掴んで大阪体育大に勝利
ディフェンスからチャンスを掴んだ日本経済大
12月4日、「第75回全日本大学バスケットボール選手権大会」(インカレ2023)男子初日(大会3日目)。東京・大田区総合体育館で大阪体育大(関西5位)と日本経済大(九州1位)が対戦し、96-73で日本経済大がグループステージ初戦に勝利した。
【動画】日本経済大・中谷衿夢の3Pシュートをチェック
試合開始直後、日本経済大は203cmのセンター、#33キエキエトピー アリがポストプレーで先取点。PFの#1木下大南帆もレイアップで続くなどインサイドから得点。さらに#9今泉太陽が4ポイントプレーを成功させる。しかし、大阪体育大は#9佐野悠星、#8山田大智の3Pシュート、#11下田平翔の3Pプレーなど効率よく得点を稼いでいって開始6分半で18-11とリードを作った。それでも日本経済大がアウトサイドをケアして3Pシュートの確率が下げさせると#20中谷麻登のミドルシュートで点差を詰め、22-20で1Qを終えた。
2Q前半は一進一退での攻防が続く。この均衡を破ったのは日本経済大だった。#33アリがリバウンドで奮闘してゴール下から決めると、#14内藤凌太がフローター、#10中谷衿夢の3Pシュートで40-32と8点差を付ける。大阪体育大はこのあと、#23リヴァース怜央がゴールにアタックして得点につなげたものの、日本経済大の49-44でハーフタイムを迎えた。
3Q、日本経済大はマンツーマン・ディフェンスで強烈なプレッシャーをかけていく。大阪体育大にインサイドでスペースを与えず。アウトサイドでのシュート確率を下げると、オフェンスでは#33アリが連続得点。さらに#47片岡楓瑛が3Pシュートを射抜くなど、開始3分半で13-2のランを作る。大阪体育大はその後も、ゾーン、マンツーマンとディフェンスを切り替えてくる日本経済大をなかなか切り崩せない。日本経済大はクォーター後半にかけて#14内藤凌太が得点源となってリードを広げて78-55で3Qを終えた。
最終クォーターに入っても日本経済大のディフェンス強度は落ちず。大阪体育大は#8山田、#5仲田大智が体勢を崩しながらシュートを沈め、#23リヴァースもファウルをもらって得点につなげたが、日本経済大が96-73で1勝目をあげた。
勝利した日本経済大は12月6日15時より星槎道都大と対戦。大阪体育大は明日15時より同じく星槎道都大とグループステージ2戦目を戦う。
■月バスWEB/インカレ2023大会特設ページ
https://www.basketball-zine.com/article/detail/114119
■全96試合LIVE/見逃し配信『バスケットLIVE』
https://basketball.mb.softbank.jp/features/8943/
大会名:第75回全日本大学バスケットボール選手権大会(インカレ2023)
主催:公益財団法人日本バスケットボール協会/一般財団法人全日本大学バスケットボール連盟
共催:一般社団法人大学スポーツ協会
特別協賛:三菱電機株式会社
大会期間:2023年12月2日(土)~10日(日)、16日(土)、17日(日)
会場:国立代々木競技場第二体育館(東京都渋谷区神南2-1-1)、大田区総合体育館(東京都大田区東蒲田1-11-1)、エスフォルタアリーナ八王子(東京都八王子市狭間町1453-1)、太田市総合体育館(OPENHOUSEARENAOTA/群馬県太田市飯塚町1059)
参加チーム:男女各40チーム(計80チーム)
配信:バスケットLIVE
文/広瀬俊夫(月刊バスケットボールWEB)