月刊バスケットボール7月号

大学

2023.11.03

立川ダイスとの共催で中央大初のホームゲームが実現! 両日熱戦で会場を沸かせる

来年で創部100周年を迎える中央大。102829日の2日間、アリーナ立川立飛にて長い歴史の中でも初めてとなるホームゲームを開催した。今回の試みは、B3の立川ダイスとの共催で実現。両試合ともに中央大の学生・教職員は無料で観戦でき、中央大戦または立川ダイス戦のどちらかのチケット購入者は、同日行われるもう一方の試合を無料で観戦できるとあって、両日大勢のファンが会場を訪れた。
 
記念すべき初のホームゲーム、「普段とはまた違った雰囲気でしたし、大勢の人たちの応援が力になりました」(#2内尾聡理)と会場を味方に付けて戦った中央大。初日の山梨学院大戦は、長く僅差でリードする展開となった。4点リードで折り返した後半、#2内尾や#0樋口蒼生、#77宮内柊人らが活躍を見せ、最後は引き離して84-71で勝利を挙げた。
 
エースとしてチームを引っ張った中央大#2内尾

エースとしてチームを引っ張った中央大#2内尾


 
同日、2試合目に行われた立川ダイスvs.さいたまブロンコス戦を、中央大の選手たちもコートエンドの席で観戦。中央大OBの立川ダイス#3町井丈太は「後輩たちがすごく声を出して応援してくれたので、勝ちたいと思いました」と13得点、5リバウンド、4アシストの活躍を見せた。しかし僅かに5点届かず、75-80で惜敗。翌日の雪辱を期す初戦となった。
 
気合の入ったプレーを見せた中央大OBの立川#3町井

気合の入ったプレーを見せた中央大OBの立川#3町井


 
2日目の1029日、今度は立川ダイスの試合を先に実施。前日と同様に試合は白熱したクロスゲームとなったが、アップテンポな展開で自分たちのペースに持ち込んだのは立川ダイス。4Q終盤、町井がスティールからバスケットカウントを決めてチームを勢い付け、さらには残り30秒、同点の場面で#7飴谷由毅が勝利を大いに引き寄せる3Pシュートに成功。最終スコア95-90、前日と同じ5点差でリベンジを果たした。


チームを勝利に導いた#7飴谷

勝負強いシュートでチームを勝利に導いた#7飴谷

 

続いて行われた中央大vs.拓殖大のゲーム。拓殖大も近隣の八王子市に位置しており、多くの関係者が会場に足を運んでホームの大歓声に負けじとエールを送った。拓殖大にとっては、勝てば自力での入れ替え戦回避が決まる重要な試合。#0神田壮一郎が「リーグ戦の1巡目、いい勝負はしても勝ち切れなくて、2巡目は自分たちの力を信じて細かい部分にもこだわって突き詰めようと思っていました。今日は特にすごく大事な試合だったので、みんなが勝利のためにプレーしていました」というとおり、集中したプレーを披露。一方の中央大もじわじわと差を縮めて食らい付いたが、最後は69-73で敗れる形となった。
 
重要な一戦に勝利し歓喜する拓殖大

重要な一戦に勝利し歓喜する拓殖大



結果的に中央大初のホームゲームは、惜しくも1勝1敗という形に。目指していた2勝にはかなわなかったが、1年生の#34赤平奏人が堂々としたマイクパフォーマンスで応援を先導し、来場者全員に配られたハリセンで会場中が一体となって中央大を後押し。大画面を使った動画演出付きの選手紹介や、チアリーディング部の華やかなハーフタイムショーなどもあり、大盛況のイベントとなった。#2内尾は2日間を終え、「初めての試みでどうなるか未知数でしたが、いろいろな人が準備してくれて、お客さんも入り、試合も盛り上げることができました。来年度以降も続くとしたら、会場が満員になるくらいにお客さんを集められれば、すばらしい大学バスケットの価値が生まれるのかなと。今回はその1歩目として、本当に良かったのではないかと感じています」と語っていた。
 

応援を盛り上げた1年生の#34赤平

応援を盛り上げた1年生の#34赤平



来場者には全員ハリセンとオリジナルパンフレットが配られた

来場者には全員ハリセンとオリジナルパンフレットが配られた


選手入場の際には映像演出付きで選手を紹介

選手入場の際には映像演出付きで選手を紹介



中央大チアリーディング部の華やかなパフォーマンスを試合を彩った

中央大チアリーディング部の華やかなパフォーマンスを試合を彩った


 

写真・文/中村麻衣子(月刊バスケットボール)

 

 



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