月刊バスケットボール10月号

ギア

2023.11.03

自分の限界まで成長しよう!中学生バスケ選手のプロテインの選び方とおすすめ

子供の成長を促す正しい生活、おすすめの食事とは何か?


小中バスケ選手の中で「身長が伸びたらいいなぁ」と思っている人も少なくないはず。バスケットボールは、身長が高いほうが有利。だからこそ、自分の限界まで身長を伸ばしたい!! 近年のジュニア選手を見ているとかつてはいなかったような高身長の選手も数多く見られる。そのイメージは本当なのか? 調べてみると、この半世紀で大きく変わっていることがわかる。

例えば中学校1年生の平均身長を調べてみると、令和3年の男子が153.6cmで女子が152.1cm、50年前の昭和45年の男子が147.1cmで女子が148.4cmと半世紀の間に男子が6.5cm、女子が3.7cmも伸びている(いずれも文部科学省発表の学校保健統計調査より)。色々と要因は考えられるものの「食生活」が豊かになったことは大きいだろう。50年前の子供たちも、バランスよく栄養が摂れていたらもっと伸びていたのかもしれない。遺伝子上、各々の成長の限界は決まっている。しかし、どれだけその可能性を引き出せるかは生活習慣や食事に掛かってくる。

身長が最も伸びる時期は人生で2度あると言われている。一つは生まれた直後。もう一つが、男子は11歳〜16歳前後、女子は10歳〜15歳前後である。いずれにしても小学4年生くらいから中学校くらいまでの“生活”そして“食事”は特に疎かにできないわけだ。一般的に成長を促すホルモンは睡眠中、特に10時〜夜中2時に多く分泌されると報告されている。この時間に起きていたら、分泌を遮断するということ。“寝る子は育つ”という言葉はあながち間違いではないわけだし、規則正しい生活を過ごせる人のほうが成長に有利だと言える。


それでは、一体どんな食事をすべきなのか? 
今回、管理栄養士と健康運動指導士の資格を持つ小浦真菜さんに小中バスケ選手のための食事や生活についてお話をお伺いした。

まず食事については “栄養フルコース型の食事”を推奨しているという。それは主食、主菜(おかず)・牛乳/乳製品、副菜・果物が揃った食事のこと。「一汁三菜にフルーツ、乳製品を加えたものと覚えても大丈夫です。バスケキッズに必要な栄養を大別すると①生きていくための栄養、②成長するための栄養、③運動するための栄養に分けることができます。バスケキッスは成長期の栄養にプラスして運動量に合わせた栄養が必要です。例えば、筋肉や臓器を作る素になるたんぱく質は普通の子の1〜1.5倍は欲しいですし、骨格・骨量を作り上げる時期なのでカルシウムも大切。さらに筋肉、血流量が増えるため鉄分も取らなければなりません」と成長期にあり、運動もする子供たちはより多くの栄養を取る必要があると言う。


食べられない…ならば「プロテイン」という手段もある


ところが、毎日3食きちんとした食事を取ることは簡単ではない。元々多くを食べられない少食の子供もいるし、暑い夏場やスポーツ後は食欲も落ちる子供もいる。また“コレばかり食べる”といった偏食の場合もある。食事を用意する保護者の方にとっても同様に大変なことである。

それでは、どうすればいいのか? その助けとなるものの一つが「プロテイン」だという。そう聞くと特別なものというイメージを持つ人がいるかもしれないが、プロテインは卵やお肉など普段から食べている“たんぱく質”の一種である。

子供用プロテインの選び方とは


手軽な栄養補助になるプロテインだが、選び方には注意が必要だ。成長期の子供と大人では必要な栄養素が異なるため、以下の栄養素もチェックしてみよう。

●カルシウム
身長が伸びる成長期には、骨の材料となるカルシウムが多く必要になる。中学生男子に推奨されているカルシウムは1日1,000mgで、これは大人の約1.5倍の量にもなる。タンパク質だけを過剰にとると、体のカルシウムを排出してしまうため、カルシウムも一緒に摂れるものがよい。

●鉄分
成長期は血流量が増えることに加え、汗で鉄分が排出されてしまうため鉄不足になりやすい。鉄分は酸素を体に運ぶ大事な成分。バスケに大事な持久力をつけるためには、鉄分もしっかりとるようにしよう。

●亜鉛
見過ごされがちだが大事な栄養素なのが亜鉛だ。亜鉛は体の代謝やタンパク質の合成など様々な役割があり、子供の成長期をサポートすることができる。

●人工甘味料
プロテインは飲みやすくするために人工甘味料が使われているものも多い。人工甘味料にはアスパルテーム、スクラロース、アセスルファムKなどがあり、これらは低カロリーでも甘味が感じられるのが特徴だ。しかし最近では健康面での悪影響を指摘されるケースも増えてきている。飲むとただちに体調が悪くなるわけではないが、日常的に飲む場合はこれらの成分に注意するとよい。


中学生におすすめのプロテインとは




ジュニアということで検討してほしいのが「アストリション ジュニアプロテイン」である。
ジュニアプロテインとは、その名のとおり“ジュニア”向け、小中学生を想定して作られたプロテインで、中身はとことん子供たちのことを考えられて作られている。第一に“プロテインだけでなく、ビタミン、そして亜鉛、カルシウムなどミネラルが入っていて成長期に不足しがちな栄養を補える”のが最大の特徴だ。さらにアストリションのジュニアプロテインは人工甘味料不使用であり、たんぱく質が大豆から作られていることもチェックしたいポイントである。

「プロテインは筋肉の素。ビタミンは体の潤滑油ですし、ミネラルは体を調整する際に必要です。ジュニアプロテインは、成長期に必要な栄養が満遍なく取れます。なかでもアストリションのジュニアプロテインは、天然甘味料のステビアを使用しており、砂糖と比べては低カロリーで虫歯になりにくく合成着色料、保存料が不使用なので毎日飲んでいても安心できますね。また、注目したいのがソイ(大豆)から作られたたんぱく質だということ。牛乳アレルギーの方でも飲むことができるのと、吸収がゆっくりで満腹感も持続しやすいという長所があります」。小浦さんは「アストリション ジュニアプロテイン」について太鼓判を押している。

小中バスケ選手が飲むということを考えたら、成長期に必要なそれらが満遍なく取れるほうがいい。加えて天然甘味料や合成着色料、保存料が不使用といった飲むにあたって安全ということも非常に重要だ。



さてプロテインには効果的な飲み方というものがあることをご存知だろうか。小浦さんは「運動後30分後〜60分以内に飲むと、最も筋肉が作られやすくなります。いわゆるゴールデンタイムという時間です」と教えてくれる。

しかし、「運動後に飲めない場合もあります。『アストリション ジュニアプロテイン』はプロテインだけでなく、カルシウムやビタミン、ミネラルが豊富に入っており、食事だけでは補えない栄養を手軽に補うことができます。そのため、筋肉を付けたいならゴールデンタイムに飲みたいところですが、栄養バランスを整えるという意味で幅広く活用するのがおすすめです。例えば、時間がない朝食やおやつ代わりにもいいですし、ホットケーキに入れるなどアレンジする方法もあります。“プロテイン”と堅苦しく考えず、栄養バランスを調整するものとしても考えてほしいです」と運動後にこだわることもなく摂取する賢い選択もあると語っている。


子供たちのためのものだから安心・安全・飲みやすいを重視!


「アストリション ジュニアプロテイン」はココア味、イチゴ味、ヨーグルト味と3種類の味があるので子供たちでも飲みやすいというのも人気の秘密。GMP(厚生労働省が定めた医薬品等の品質管理基準)認定工場で製造されていて、国内製造の大豆タンパク原料を使用。そして放射線・残留農薬・重金属の検査で安全性が確認されており、子供たちが口に入れても大丈夫という安心感もある。

成長できる最後のチャンスに適した栄養を得られるかどうか。子供たちはまだまだ自分たちで判断しがたい年齢なのだから、保護者たちが正しい知識を持って寄り添うことが大切である。子供たちのために作られた「アストリション ジュニアプロテイン」は保護者の悩みを解消するものだと言ってもいいだろう。





『アストリション ジュニアプロテイン』600g(約60食分)
価格/3,400円 (税込) 
■国内製造の大豆タンパク原料を使用
■人工甘味料不使用で安心・甘さ控えめ
■カルシウムとマグネシウム・亜鉛をバランスよく配合
■ビタミン・ミネラルが1食でしっかり補える
■飽きない3種類のフレーバー(ココア味、イチゴ味、ヨーグルト味)
■放射線・残留農薬・重金属の検査で安全性を確認
■GMP(厚生労働省が定めた医薬品等の品質管理基準)認定工場で製造

「アストリション」オフィシャルサイト
https://athtrition.com/junior-protein/




取材協力/小浦真菜(管理栄養士/健康運動指導士)
中村学園大学を卒業後、管理栄養士として大手食品メーカーに入社。学校・病院・総菜・外食など様々な業界ヘレシピ・メニュー提案を行う。その後自身の悪玉コレステロールの値が高値になったことをきっかけに予防医療に興味をもち、現在は特定保健指導をメインに行う。累計300人以上に保健指導を行い、食事や運動の大切さを伝えている。

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