トヨタ自動車、デンソー、ENEOS、富士通、トヨタ紡織の5チームが開幕4連勝
東京羽田#10軸丸ひかる(※写真は昨季のもの)
22日の東京羽田対シャンソンは大接戦に!
第25回Wリーグは2週目を消化。トヨタ自動車、デンソー、ENEOS、富士通、トヨタ紡織の5チームが開幕4連勝を果たしている。
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東京羽田は、シャンソンと連戦。21日は41-41で迎えた後半ディフェンスで苦しんでしまって76-93で敗戦したものの、続く翌22日の試合は、試合終了間際までどちらが勝利するかわからない戦いになった。
4Q、#10軸丸ひかる、#77栗林未知の3Pシュートなどで点差を詰めた東京羽田は残り4分17秒に#17千葉歩の得点で70-68と逆転。しかし、シャンソンは昨季新人王&得点王の#6白崎みなみの3Pシュートなどですぐにリードを奪い返す。シャンソンの1点リードで残り1分を切るが、残り48秒にパスミスでターンオーバーを犯す。ここでタイムアウトを取った東京羽田は#10軸丸にボールを託す。トップでボールを受けると、#77栗林のピックを使ってオープンになってハイポストからジャンプシュート。これが見事決まって76-75とする。シャンソンは続くオフェンスで#1小池遥が同様にピックを使って3Pシュートを放つが、リングに嫌われてしまう。オフェンス・リバウンドを拾い、#15濱口京子にパスを回したが、ロング2Pシュートは決まらず。東京羽田が78-75で勝利した。
Wリーグは第26回リーグ(2024-2025)より上位8チームによる「Wリーグプレミア」、残る6チームによる「Wリーグフューチャー」の2ディビジョン制となる。上位8チームがWリーグプレミアに入るだけに、優勝争いだけでなく8位以内に入る争いも注目されるシーズンとなる。今週末の対戦では、デンソー対トヨタ紡織という全勝対決が注目されるが、開幕から苦しい戦いとなっているチームの反撃も楽しみである。
文/広瀬俊夫(月刊バスケットボールWEB)
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